買い一巡後は一進一退　29100-29400円のレンジを想定

【米国株】
　10日のNY株式市場は追加経済対策が週内に成立する見通しとなり、ダウは2週間ぶりに過去最高値を更新。2月の米消費者物価指数が前月比で0.4％上昇、エネルギーと食品を除くコア指数が前月比0.1％上昇となり、インフレ高進に対する警戒感が和らぎ金利が低下した。米上院を通過済みの1.9兆ドル規模の追加経済対策について米下院が民主党主導で可決。12日にバイデン大統領が署名して成立する模様となり買いが先行、ダウは一時550ドルを超える上昇をみせた。一方、小型スマホの減産が伝わったアップルが軟調に推移し、半導体の自社開発強化を打ち出す減産報道を嫌気して半導体関連株が下げ幅を拡大。ナスダック指数は前日に今年最大の上げ幅を記録したが上昇一服した。

【注目ＡＤＲ】
銘柄名　　　　国内引け　　　ＡＤＲ　　　　対比　　　　　騰落率
ファスト　　　91,750.0　　　92,259.2　　　＋509.2　　　＋0.56%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、買い一巡後は一進一退の展開と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万９１０５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万９０３６円と比べ７０円ほど高い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価ＰＥＲ：22.44
　　　　　　　ＰＢＲ：1.31
　配当利回り：1.64

●騰落レシオ（25日）118.99％　
●空売り比率　40.2％　　
●日経平均ボラティリティー・インデックス24.32まで低下


－【前営業日（3/10）のおさらい】－
●日経平均株価　２万９０３６円５６銭（＋８円６２銭）

高値２万９２３３円４７銭／安値２万８９６０円０９銭
値上がり８７９／値下がり１２１８／変わらず９７
新高値６６／新安値０
出来高　１３億９３３６万株
売買代金　２兆８９９９億円

●ＴＯＰＩＸ　１９１９.７４（＋２.０６）

●マザーズ指数　１１５６.３７（＋２.３６）
　マザーズ売買代金 １５８６億円 　

●ストップ高銘柄　１０日―９銘柄（気配含まず）
新都ＨＤ・グロバウェイ・サインポスト・ワタベ・メディシノバ
アーキテクツ・ピースリー・ユニバンス・築地魚

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【今週のタイムテーブル】

11(木)
米 2月 クリーブランド連銀CPI
米 2月22日週次 継続失業保険受給総数
欧 ECB理事会（フランクフルト）

12(金)
日 メジャーSQ