仕込み時か、業績上振れ期待銘柄
コネクタやスイッチなどの接続部品を始めとして様々な電子部品を手掛ける総合電子部品メーカー。売上高の約58%に任天堂(7974:東1)が寄与(2020年3月期)。なお近年では車載機器に注力しており、全体売上に占める車載機器の売上は2012年度の約180億円から2018年度には約348億円と約93%も伸長している。直近開発した車載機器向けコネクタ「CMS1953」は車載用高速シリアルインターフェイスの伝送用途向けに、ブロードな周波数帯域とEMC対策の為の強固なシールド性能を実現している。
2/5発表の3Q決算(累計)では、売上高が約1897億円(前年同期比14.4%増)、営業利益が約99億円(同1.3%増)で着地。巣ごもり需要によりアミューズメント関連向け機構部品の売上が伸びたようだ。セグメント別販売実績を見ても、機構部品は2Qの約1057億円に対し3Qでは約1684億円と約59%も伸びている。なお通期計画に対する進捗率は売上高が約82%、営業利益が約86%に達しており、新型コロナウイルス感染拡大による電子部品等の販売縮小影響が10~12月期より改善傾向にあることから業績の上振れが期待できそうだ。
株価は昨年11/20をボトムに上昇基調にあり、12/7の自社株買い発表が好感され更に一段高。以降はゆるやかに推移するも2/5発表の決算結果を受けて2/8には急騰しレンジを切り上げた。その後は25日線に助けられながら徐々に下値を切り上げ、3/29には高値1207円を付けた。しかし高値圏での利食い圧力に押され下落していたものの足元ではなんとか踏みとどまり底堅さを見せている。需給が改善し再び上昇に転じるのも遅くはないと思われるため、早いうちに仕込んでおきたい。
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