老舗ながらも強い動きを見せる銘柄など
4/13に東証1部に上場した企業。創業から83年経ったこのタイミングで上場したのは、よりグローバルな企業を目指すためとのこと。練り物を中心に商品を展開しているが、世界的な健康ブームを背景に「カニ風味かまぼこ」や糖質ゼロの「ヘルシーヌードル」を海外へ拡販していく模様。株価は上場して以来、上昇を維持しており出来高も堅調。値動きが軽く短期資金が交錯しているため、値上がりも期待できるが、乱高下懸念があり、取り組みには十分注意したい。
ETSホールディングス(1789)
大正11年の創業から今年で99年目を迎えるこちらも老舗企業。電線建設工事を中心に、「技術のETS」として独自開発した鉄塔嵩上げ装置「エナーク160」などを展開している。なお今後の新規事業として洋上風力発電所の工事や5G関連工事、再生エネ開発・投資を取り組んで行くとしている。経産省等が大規模な地域間送電網を複数増設する計画案をまとめたことが材料視され、本日前場の株価は大幅高。直近高値である4/1の1160円を突破する場面も見られ、百万株以上の出来高も形成されているため、強いモメンタム(勢い)を追い風に、さらなる上昇に期待がかかる。
日置電機(6866)
長野県に本社を置く電気計測器メーカー。時代のニーズに合わせた製品を発明していくため、社員の三分の一はなんとエンジニア。研究開発費も売上高の約10%を占めている。そして製品の機能だけでなくデザインにもこだわっているようで、コンセプトが具現化された計測器は形状としても美しくなると考えているようだ。15日引け後に発表した決算内容が好感され本日前場の株価はストップ高まで買われたが、将来的な計測器需要の高まりから今後も力強い動きを披露してくれるだろう。
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