業績良し、ユニークな銘柄
ベステラ(1433)
プラント解体に特化した工事会社で、解体に関する多くのユニークな特許を取得している。例えば、ガスタンクや石油タンクなどの球形貯槽の解体において、リンゴの皮を剥くように天井部から切断、切断した部分は重力で下方へ向かうため最終的な作業は地上で行えるという「リンゴ皮むき工法」だ。これを担う解体建機は、「溶断ロボット【りんご☆スター】」という何ともユニークな商品名。これからも同社のユニークな事業展開に目が離せない。
3/15発表の本決算において、売上高は約36億円（前年同期比7.2％増）、営業利益は約1億円（同33.6％増）で着地。受注残高は受注環境の向上により約25億円（同143.1％増）となった。下半期において工事の進捗度合いに応じて該当期に会計処理する進行基準適用工事の進捗が堅調に推移したため、コロナ禍における上半期の落ち込みをカバーしたようだ。なお経常利益の来期予想は約5億円と三期ぶりに過去最高益の見通し。
株価は昨年9月中旬に200日移動平均線突破でわずか1か月で1.5倍に急伸、2か月間の休養をはさんで一段高となり、1/20には高値2020円をつけた。昨年末に10月高値を更新すると、10月末の調整後安値から3か月足らずで再び1.5倍の上昇を達成している。足元ではややもみ合い商状が続いているが、1600円付近で下値を固めて反発基調にある。好調なファンダメンタルズを追い風にもみ合いからの上放れもそう遠くはないと思われる。
プラント解体に特化した工事会社で、解体に関する多くのユニークな特許を取得している。例えば、ガスタンクや石油タンクなどの球形貯槽の解体において、リンゴの皮を剥くように天井部から切断、切断した部分は重力で下方へ向かうため最終的な作業は地上で行えるという「リンゴ皮むき工法」だ。これを担う解体建機は、「溶断ロボット【りんご☆スター】」という何ともユニークな商品名。これからも同社のユニークな事業展開に目が離せない。
3/15発表の本決算において、売上高は約36億円（前年同期比7.2％増）、営業利益は約1億円（同33.6％増）で着地。受注残高は受注環境の向上により約25億円（同143.1％増）となった。下半期において工事の進捗度合いに応じて該当期に会計処理する進行基準適用工事の進捗が堅調に推移したため、コロナ禍における上半期の落ち込みをカバーしたようだ。なお経常利益の来期予想は約5億円と三期ぶりに過去最高益の見通し。
株価は昨年9月中旬に200日移動平均線突破でわずか1か月で1.5倍に急伸、2か月間の休養をはさんで一段高となり、1/20には高値2020円をつけた。昨年末に10月高値を更新すると、10月末の調整後安値から3か月足らずで再び1.5倍の上昇を達成している。足元ではややもみ合い商状が続いているが、1600円付近で下値を固めて反発基調にある。好調なファンダメンタルズを追い風にもみ合いからの上放れもそう遠くはないと思われる。
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