株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2021-04-21 08:45:00

アナリスト木村の銘柄研究部

【緊急フォロー】相場コメント【2021/4/21】

おはようございます。

今日は昨日に続き日経平均が暴落しての始まりになるかと思いますので、相応に投資家の投げ売りが出ると予想されます。
おそらく今日・明日が今年1番の買い場になると言っても過言ではないでしょう。

昨日も結構なキツい下げでしたが、実はその半分近くが空売りによって占められています。
年初からの統計では1/28の50.2%に次ぐ45.7%を記録していますので、明らかな売り仕掛けであったと捉えられます。
また、ニュースによってコロナ感染爆発と緊急事態宣言の演出で動揺する投資家を狙い、本格上昇の前に振るい落とすタイプの手法であった事も明らかと言えましょう。

いちおう市場解説では「ジャパンリスク」などと言われていますが、日本はコロナ感染状況にしても、政局にしても世界と比べて全然マシな状況です。
これを機として、これまでの日本とは大きく様変わりし、しかも一気に変わり始める展開となる可能性もあります。

おそらくですが、日経平均はここ最近動かなかった29,500円~30,000円を中心に膠着を続けてきましたが、振り子のように下げた分だけ反発するバネも大きく作用することになります。
ざっくり年初の水準は27,000円でしたので、半値押しで28,500円、少し売られ過ぎで28,200円レベルを試す感じになるかもしれません。
しかし仮に今日がセリングクライマックス(売りの最終局面)になるのであれば、来週からは早速反発し、6月頭にかけてをメドに33,000円あたりまでのリバウンド、つまり「倍返し」がある可能性も予想されます。

4月7日に銘柄公開させていただいた【トップ・オブ・テンバガー銘柄】の特典として配信させていただきました『あすなろ総力結集☆相場展望レポート』をご一読いただけた方はこのような展開もすでに想定されていたかもしれません。
やはり、為替の円高とともに長期金利が大きく動かされる展開となっています。

暴落時に何を買ったらよいか分からない場合は、日経平均を買う「1570:日経レバレッジETF」、あるいはTOPIX(東証全体・全上場企業)を買う「1568:TOPIXブル2倍ETF」あたりを買うのが王道かもしれません。
他にもレバレッジ型ETFはダイワのものなどありますが、商品性は一緒です。

個別株では最近やたら下げてるように見える旧国有企業です。
同じ業種でもなぜか余計に下がっているように思えるかもしれませんが、当然仕掛ける側が安くいっぱい仕込みたいからでしょう。

【鉄鋼セクター】日本製鉄(5401)、【空運セクター】日本航空(9201)、【電力セクター】東京電力(9501)など、世間で最もお荷物のように見られている企業が投資先として有望視されます。
なぜならば、いずれも【CO2排出(気候変動)】、【コロナパンデミック】、【原発をめぐる諸問題】と課題山積ですが、「これらの課題を日本が克服した象徴」として、すなわち日本バブルの代表企業としてもてはやされることになる可能性を秘めているからです。

あとは他にも旧財閥系の有力企業で、三菱、三井、住友、安田、古河…といったものがありますが、狙い目は資源株、重工3社、商社株、不動産株、といったあたりでしょうか。

三菱重工業(7011)、三井金属(5706)、住友金属鉱山(5713)、古河電工(5801)、三菱商事(8058)、三井物産(8031)、三井不動産(8801)、住友不動産(8830)、住友化学(4005)・・・など誰もが聞いたことのある企業で、パッと思いつくだけでも沢山ありますね。

なぜこうした銘柄群が有望かは改めて『あすなろ総力結集☆相場展望レポート』を読み返していただくと良いかと思います。

ざっと最近の市場動向を見ましても、大阪府の緊急事態宣言発令をはじめ、東京都や他の主要都市にも同じ動きが広がりかねない警戒感によって、足元で不動産株やレジャー・航空、リベンジ消費の関連株が特に売リ込まれていることがお分かりいただけることと思います。

しかし、これはまさしく「天与の買い場」と言えるタイミングでしょう。
とくに本日銘柄公開を予定している【新年度☆わくわく大当り銘柄】ですが、これは願ってもない仕込みチャンスが到来しましたね!

今回の仕掛け人はもちろん国際金融資本ですが、ここ最近の手口を見るとどうもCS、UBSといったスイス勢が目につきます。
このあたりはやはり、アルケゴスやグリーンシルといった問題が背景にあり、いずれリーマンショックの時のような、その1年ちょっと前に起こったパリバショックの金融危機のように、あれが前兆だったとして語られることになるのでしょう。
しかし、今も現在進行形で膨らんでいるバブルが崩壊するのは、少なくともまだ1年以上先の話であるとの認識も必要かと思います。

いずれにしても、今後の展開は日本の悪材料出尽くしとなって反発に転じ、6月上旬に一旦上昇・反動高のピークをつけて、7月オリンピック開催時期あたりまでまた政局が荒れて不透明感からモタつく感じになり、夏場には上昇再開となっていくものと考えられます。

取り急ぎの緊急フォローになりますが、最近株式投資を始められたばかりの投資初心者の方やまだ暴落には不慣れな投資家様も多いことと思われますので、有事の心がまえをコンパクトにまとめてお伝えしておきます。

まずは目先できるところから、≪バーゲンハンティング≫できっちりとピンチをチャンスに変え、5月・6月に向けてのリバウンドを狙っていきましょう!!

執筆:木村泰章

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