株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2021-04-30 07:00:00

本日の厳選株

真・ウィズコロナ銘柄

旭化学工業(7928)

 工業用プラスチック製品を手掛けている企業で、受注した製品の金型設計からアッセンブリーまで一貫した生産システムを築いているのが特徴。電動工具大手である株式会社マキタ(6586)のインパクト等の外装部品やプラスチックケースも扱っている。なおオリジナル製品のプラスチックアンカーは、「こんなものあったらいいな」という話から開発が始まったそうだ。
  
 4/12発表の2Q決算(累計)では、売上高が約48億円(前年同期比13.5%増)、営業利益が約4億円(同459.4%増)となった。コロナ禍における巣ごもりにより、DIY(日曜大工)向けの製品や自動車市況回復による自動車部品の需要が高まった影響が大きい模様だ。なお通期営業利益における進捗率は約88%と既に高い水準にあるため業績の上振れも期待できよう。

 株価は昨年末まで冴えない推移だったが、1/8引け後に業績の上方修正を発表し急動意。自動車製品向け需要や巣ごもりによるDIY向け製品の需要が大幅に拡大する見込みであるとして多くの買いを集め、1/14高値1150円を付けた。その後も割安感による見直し買いが集まり4/7高値1347円まで上昇。足元では高値圏での利食い圧力に押され下落しているものの、100日移動平均線周辺で踏みとどまっている。依然としてバリュエーションは割安感が意識されやすい水準にあり、ファンダメンタルズ面も良好であることから、同平均線で強い切り返しを見せるか注目したい。

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