株式投資と魚釣りの関連性?英語鉄板ネタ
かなりくだけた内容ですが、週末・休日版という事でご了承いただき、お付き合いください。
株式投資を行ううえでの心構えとして、「相場格言」として知られるものの中には、魚や釣りを引き合いに出したものが多い事に、会員の皆様はお気付きでしょうか?
一番有名なのは、『頭と尻尾はくれてやれ』でしょうか。
投資家の心理としては「最安値で買い、最高値で売りたい」が理想ではありますが、実際はそんなにうまく事は運びません。
また、魚は頭と尻尾を除いた真ん中の部位こそが脂がのってオイシイ事から、オイシイところだけを確実に儲けて、多くを望まず、余裕をもって堅実・確実な投資行動を行おうという戒めです。
『飛びつく魚は釣られる』も結構有名ですね。
自分が出遅れて買いのタイミングを逸した時に、焦って飛び付き買いをすると失敗するという戒めです。
キチンと自分なりの分析・調査を行ったうえでの投資行動である事が理想です。
『漁師は潮を見る』というのもあります。
漁師が魚を捕る際には、魚を探して直接網をかけるようなことはあまりせず、潮を見て魚の流れを読み、魚が集まりそうなポイントにあらかじめ網を張っておくそうです。
個別銘柄の値動きだけを凝視し過ぎて、大局観が見えていないような投資行動は、決して褒められるようなものではありません。
さて私は、外資系証券会社勤務が長かったので(笑)、では、これらの魚絡みの相場格言と似たような、英語の言い回しが存在しないかどうか、なんとなく常に気にかけていたところ、同僚にこんな英語の「ことわざ」を教えてもらいました。
『Give a man a fish, he will eat for a day, but teach him how to fish and he will eat forever』
意訳すると、
『魚をあげれば彼はその日の食にありつけるが、魚の釣り方を教えれば、彼は一生食べていける』
株式投資をするうえでの格言としても十分使い回せる内容ですね。
あすなろ投資顧問では、ただ単に「儲かる銘柄を助言する」だけではなく、どうやったら「儲かる銘柄を見つけられる」ようになるのか、その方法を、理論を、セオリーを、心構えを、会員の皆様とシェアしながらお付き合いさせていただく所存です。
「頭と尻尾」のつもりが、その頭と尻尾が異様に大きい魚を釣ったこともありますが。。。汗
執筆:木村泰章
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