株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2021-05-19 07:00:00

本日の厳選株

決算こなし更なる上昇へ

ミライト・ホールディングス(1417)

 通信工事大手。通信インフラ設備の構築を中心に50年以上にわたって事業を展開してきた、大明、コミューチュア、東電通が2010年10月に経営統合して生まれた企業。近年では売り上げの多くを占める通信インフラ関連事業の依存から脱却し、太陽光発電設備の建設工事など他事業への展開を図っている。

 5/14発表の本決算では、売上高が約4637億円(前期比5.1%増)、経常利益が約317億円(同36.8%増)、受注高が約4749億円(同6.4%増)で着地した。5G関連設備投資やコロナ禍におけるICTニーズの増加などの恩恵を享受したようだ。今後も5G関連設備投資の増加により増収・増益を見込んでいるようだが、更に業績を拡大していくには通信インフラ関連設備事業に依存した企業体制の転換が課題となるだろう。

 株価は昨年3/17安値1129円をボトムに上昇基調にあり、今年に入ってからコロナショック以前の水準まで回復した。足元では3/29高値1913円をマークした後は売り圧力に押され、昨今の地合いの悪化の影響も受け25日移動平均線を割り込む。しかしPBR0.9倍台というバリュエーションや5/14に発表した決算内容が評価され同線を突破し、再び高値圏に浮上しつつある。今後は同線をサポートラインとし更なる上昇が期待できる。

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