やはり強い注目のバリュー株
グループで分譲戸建住宅シェア3割を占めており、年間4万6千棟の土地・住宅を扱っている。また60万戸を超える販売顧客基盤や分譲戸建事業で培った「競争と協調のプラットフォーム」を強みに、マンション、注文住宅、リフォーム事業への積極的な展開を進めている。主力である戸建分譲事業では”人生100年時代”を前提としたビジネスモデルの強化・再構築を図るとしている。
5/14発表の本決算では、売上高が約1兆4561億円(前期比3.9%増)、営業利益が約1212億円(同45.2%増)となった。コロナ禍における巣ごもり需要の高まりから、主力事業が扱う分譲戸建住宅の引き合いが強かったようだ。また土地原価の低減の影響等により、各事業の利益率も堅調だった模様。なお今期は世界的な木材価格高騰等の影響から、若干保守的な見通しを立てている。
株価は昨年3/13安値1179円をボトムに昨夏頃からコロナショック以前の水準を回復。ある程度新型コロナウイルス感染拡大の悪影響が織り込まれてきた模様で、25日移動平均線をサポートラインとして上昇基調にある。足元では上値を抑えていた2800円台の節目を抜けてきており、3000円台の突破に期待がかかる。
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