年初来高値更新も間近か
エスペック（6859）
小惑星探査機「はやぶさ」や「はやぶさ2」に用いられる電子部品等の信頼性検査など、テストに関連する製品を手掛ける環境試験器の世界トップメーカー。なお2020年には、2013年に続いて、経済産業省創設の「グローバルニッチトップ企業100選」（2013年度創設）に2度目の選定を果たす。世界シェアと利益の両立や、技術の独自性と自立性などが評価されている。
5/14に発表した2021年3月期の業績は、受注高が前期比13.8％減少、売上高が同8.9％の減収、経常利益が同27.8％の減益となった。新型コロナウイルスの感染拡大による企業の設備投資抑制が大きく影響したようだ。ただ3Q以降は事業環境の改善や、前々期4Qに受注した大型案件の売上計上もあり、経常利益は従来予想の21億円を上回って着地した。今期経常利益は前期比19.7％の増益を見込んでいる。
株価は上述の本決算発表後の17日に大きくリバウンドしたものの、同日に1830円まで売られている。その後は節目と見られていた2000円を難なくこなし、2100円を捉えるような強い動きを見せている。週間形状では26週線がサポートとして機能しつつあり、PBRは1倍台と割高感もあまり意識されない水準であることから、1月の高値である2159円を視野に入れた押し目狙いを意識するのも一考と思われる。
小惑星探査機「はやぶさ」や「はやぶさ2」に用いられる電子部品等の信頼性検査など、テストに関連する製品を手掛ける環境試験器の世界トップメーカー。なお2020年には、2013年に続いて、経済産業省創設の「グローバルニッチトップ企業100選」（2013年度創設）に2度目の選定を果たす。世界シェアと利益の両立や、技術の独自性と自立性などが評価されている。
5/14に発表した2021年3月期の業績は、受注高が前期比13.8％減少、売上高が同8.9％の減収、経常利益が同27.8％の減益となった。新型コロナウイルスの感染拡大による企業の設備投資抑制が大きく影響したようだ。ただ3Q以降は事業環境の改善や、前々期4Qに受注した大型案件の売上計上もあり、経常利益は従来予想の21億円を上回って着地した。今期経常利益は前期比19.7％の増益を見込んでいる。
株価は上述の本決算発表後の17日に大きくリバウンドしたものの、同日に1830円まで売られている。その後は節目と見られていた2000円を難なくこなし、2100円を捉えるような強い動きを見せている。週間形状では26週線がサポートとして機能しつつあり、PBRは1倍台と割高感もあまり意識されない水準であることから、1月の高値である2159円を視野に入れた押し目狙いを意識するのも一考と思われる。
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