トレンド転換完了間近に
主にコンタクトレンズを手掛ける同社は、日本で初めてコンタクトレンズの研究を行った「東京コンタクトレンズ研究所」を前身としている。2019年には高齢化社会に対応し、EDOF(拡張焦点深度)という原理を取り入れた、遠近両用コンタクトレンズを販売している。海外では、ヨーロッパにてオリジナルのシリコンワンデーレンズ(従来よりも酸素の透過性がよく、乾燥にも強い)の発売を開始するなど、従来のコンタクトレンズに付加価値を加えた製品展開にフォーカスしている。
業績面においては、5/12に本決算を発表しており、売上高は約286億円(前期比10%減)、経常利益は約12億円(同28.4%減)で着地した。コロナ禍における行動様式の変化により、コンタクトレンズ需要が減少した影響を受けている。一方で、遠近両用・乱視等の高付加価値レンズの引き合いは強かったようで、同レンズの売上高は前期比4.2%増と健闘している。なお今期は競争力維持のための投資を実施することなどから5%の減益を見込んでいる。
株価動向だが、4月の高値である883円を起点とした下降トレンドが終着しつつある。6/9前場は大幅高となり、一時、848円まで買われる場面もあった。週足では、抵抗線だった100週線が支持線へと転換しており、4月の高値形成時とは違ってローソク足の実線が100週線を突破している。週足の一目均衡表では雲上限(6/8時点:861円)を超えてくるようだと、節目の900円が目先のターゲットになってくるかと思われる。
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