高齢者ビジネスのポテンシャル
豊かな超高齢化社会の創造を目指し、通所介護を中心とする、高齢者向けサービスを展開する企業。高齢者のケアだけでなく、高齢者労働力の活躍を支援するサービスも展開している。同社の中期経営計画では、これらサービスの海外展開を視野に入れており、ソーシャルイノベーター(SI)としての野心が窺える。
5月中旬公表の本決算では、経常利益が前期比90.5%増で着地。コロナ禍ながらも超高齢化社会という事業環境の追い風をうけた模様だが、今後の課題は山積みだ。例えば2021年度の介護報酬改定に伴う通所介護事業に対するアクション。基本報酬は増加したものの、加算要件のハードルが高くなっており、この要件を満たさなければ基本報酬の増加は相殺される。実質的に通所介護事業は痛手を受ける。これを満たすには、医師など、専門家の採用・運用等が必要となってくる。人材費と通所介護事業の採算性、このバランスをいかに考えるか、今後の事業戦略に注目してみたい。
株価は昨年末以降、500円~600円台レンジでのもみ合い商状が続いている。いまだコロナショック前の水準であり、昨年1月の高値である735円に到達するにはまだ遠い。ただ、「超高齢化社会」というテーマ物色は未了と思われ、仕込むにはベターなタイミングかと思われる。ただ出来高が少なく、やや値動きが荒いと思われるため、お取り組みには注意されたし。
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