株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2021-07-26 17:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

気になる本日の大量保有(変更含む)報告をチェック

皆様、日々の株式投資へのお取り組み、ご苦労様です。

本日付けで、フィデリティが下記のとおり大量保有(及び変更)報告を行っております。
提出のタイミング(本日のお昼頃だった模様)の影響なのか、情報ベンダー等によっては情報がアップデートされていないようですので、ご留意ください。

◎フィデリティ投信
・東京精密(7729)6.57%⇒4.93% 減少
・THK(6481)6.11%⇒5.03% 減少
・オプテックスG(6914)7.36%⇒5.62% 減少
・NexTone(7094)5.49% おそらく新規取得

まずはフィデリティ投信分ですが、東京精密、THK、オプテックスの保有比率を落とし、マザーズの小型株を新規に組み入れた事が観測されます。
企業業績の発表を受けて、製造業、中でも機械、半導体製造装置、電気機器辺りをメインにサマーラリーを想定していた私個人には、ややショックな保有比率の減少でした。
逆にマザーズの小型株をおそらく新規に取得したと思われ、大型株頭打ちvs中小型株は拾い場と見ているのでしょうか・・。

◎FMR
・リログループ(8876)5.05% おそらく新規取得。
・ハブ(3030)5.15%⇒4.05% 減少
・第一興商(7458)5.05%⇒6.12% 増加
・プレサンスコーポレーション(3254)5.03% おそらく新規取得
・HENNGE(4475)5.58% おそらく新規取得

次にFMR分ですが、こちらは、いかにもフィデリティといった印象の銘柄群の「出し入れ」がメインでした。
コロナで大打撃を受けたハブとリログループは、直近での上昇局面がほぼ同じようなタイミングだったので、ハブを戻り待ち売りしてリロに乗り換えたように見受けられます。
一方で、まだまだ営業状況が厳しいはずの第一興商は買い増し。
コロナ禍の先行きがもう少しはっきりしてきそうな秋以降ではなく、このタイミングでの買い増しは何を示唆しているのでしょうか・・。

最も驚きだったのは、ここ数か月の悪役、マザーズの4400番台、情報・通信セクターから、株価の右肩下がりが依然継続中のHENNGEを大量保有した事(おそらく新規に)。
う~ん、最有力と目される海外投資家の投資行動は、単純には読み切れず、かつ、難解ですね。
今後も継続ウォッチしながら、会員の皆様にアップデートをお届けしたいと存じます。


*注目すべきマーケット動向として情報をご提供する事を目的としており、上に挙げた個別銘柄に対して投資推奨する事を目的としたものではありません。



執筆:木村泰章

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