NY株安を嫌気して反落　27400-27700円のレンジを想定

【米国株】
　2日のNY株式市場は景気鈍化懸念や新型コロナ感染拡大への警戒感から下落。バイデン政権が成立を目指す1兆ドル規模のインフラ投資法案が週内にも可決される見込みから、ダウは一時256ドル高まで上伸し取引時間中の史上最高値を更新した。しかしながら7月の米製造業PMI（購買担当者景況指数）が59.5となり、市場予想平均の60.9を下回ったことが嫌気され、米長期金利が急低下し売りが先行した。

【注目ＡＤＲ】
銘柄名　　　 　 国内引け　　 ＡＤＲ　　　　対比　　　騰落率
小松製作所　　　2,800.0　　　2,756.8　　　-43.2　　　-1.54%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、NY株安を嫌気して反落の展開と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万７５００円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万７７８１円と比べ２８０円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価ＰＥＲ：13.57
　　　　　　　ＰＢＲ：1.21
　　　　　　　配当利回り：1.94

●騰落レシオ（25日）95.55％　
●空売り比率　41.6％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス21.41まで低下


－【前営業日（8/2）のおさらい】
●日経平均株価　２万７７８１円０２銭（＋４９７円４３銭）

高値２万７８３４円６０銭／安値２万７４９３円３２銭
値上がり１８４８／値下がり３０１／変わらず４１
新高値９７／新安値４７
出来高　１０億６２５２万株
売買代金　２兆４５７２億円

●ＴＯＰＩＸ　１９４０.０５（＋３８.９７）

●マザーズ指数　１０８８.３４（＋３.００）
　マザーズ売買代金　１０５９億円　

●ストップ高銘柄＝２日―７銘柄（気配含まず）
パレモＨＤ・グロバウェイ・ブレインズテクノロジー・不二硝子
双信電機・京極運輸商事・カドカワ

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【今週のタイムテーブル】

3（火）
日 7月 東京都区部消費者物価指数(CPI)総合(前年比)
欧 6月 生産者物価指数(PPI)(前月比)
欧 6月 生産者物価指数(PPI)(前年比)
米 6月 製造業新規受注(前月比)

4（水）
中 7月 財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)
欧 7月 マークイットサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
欧 7月 マークイット総合購買担当者景気指数(PMI)改定値
欧 6月 小売売上高(前月比)
欧 6月 小売売上高(前年比)
米 7月 ADP民間部門雇用者数
米 7月 マークイット総合購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 7月 マークイットサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 7月 ISM非製造業総合指数

5（木）
米 6月 貿易収支(USD)
米 7月26日週次 新規失業保険申請件数
米 7月19日週次 継続失業保険受給総数

6（金）
日 6月 全世帯消費支出(前年比)
日 6月 全世帯消費支出(前月比)
米 7月 米雇用統計
米 6月 卸売在庫(前月比)

7（土）
米 6月 消費者信用残高
中 7月 輸出(前年比)
中 7月 輸入(前年比)
中 7月 貿易収支(USD)