本日後場引け後に決算発表が控えている銘柄(9)
東急不動産や東急ハンズ、東急リバブルなどを統括する企業。「東急」は「東京急行電鉄」の略で、もともと同社は鉄道系企業が源流となっている。今期営業益は、前々期の約793億円を超え800億円の見通し。セグメント別では、主力3事業の増益を見込む。株価は200日線をサポートにやや戻り基調にある。一目均衡表では転換線が支持線として機能。遅行スパンはロウソク足の下を推移しているが、日柄調整により好転が意識されてくる。
岡本硝子(7746)※決算発表予定日時 2021/08/10 15:00
ガラスを用いた加工事業を手掛けており、薄膜・コーティング技術には定評がある。創業時はカットグラスを作っていたようだ。5月中旬公表の前期本決算の営業損益は約5億円の赤字となったが、今期は約3億円の黒字へ浮上する見通し。コロナ終息による設備投資の回復本格化と、同社の「Withコロナ製品」の売上伸長を見込む。過去4年間で最高益を達成した2019年3月期の営業益を更新する可能性も。株価は低調に推移しているが、週足では13週線と26週線のゴールデンクロスが接近。
やまや(9994)※決算発表予定日時 2021/08/10 15:00
イオングループの酒類等を提供するチェーン店。海外酒類メーカー等から直接仕入れているサプライチェーンが特徴であり強み。前期営業損益は約2.5億円の赤字で着地したが、今期は40億円の黒字予想(見込み)へと急拡大。巣ごもり消費は当面続くと見ており、酒販事業の拡大を想定。またコロナ終息による居酒屋等の売上も伸長すると見ているが、新型コロナウイルスの感染状況の先行き不透明感は拭えない。株価は5日線をサポートに上昇基調にあり、7/30のシコリ玉の整理はある程度完了済みと思われる。一目均衡表では三役好転を維持しているため上方シグナルの継続が意識される。
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