続・来るか?来たのか?海外投資家の買い:投資主体別売買動向と大量保有報
かなりくだけた内容ですが、週末・休日版という事でご了承いただき、お付き合いください。
8月第1週(8月2日~8月6日)の投資主体別売買動向によりますと、海外投資家は710億円の買い越しに転じた旨公表されております。
https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/nlsgeu000005q9fv-att/stock_val_1_210801.pdf
まだまだ小額の買い越しですが、決算発表を通過して好業績推移が確認できた一方で、株価は上がらない(もしくは下落する)というケースが多く、例えば、高値持ち合いが続く米国株との相対感から鑑みても、日本株の割安感は日々強まっているように感じます。
そこを海外投資家が見逃すはずもなく、今後も買い越しが継続して、近日中にも、サマー(遅!)ラリーの様相を呈す事になろう、というのが個人的な全体相場感です。
ご参考までに、世界最大の資産運用会社ブラックロックは、7月初旬に日本株の投資判断を「アンダーウェイト(弱気)」から「ニュートラル(中立)」に引き上げ、米国株については「オーバーウエート(強気)」から「ニュートラル(中立)に引き下げております。
で、はい、ちゃんと買ってます。笑
大量保有報告書の届出状況からも、7月以降下記のような買いが観測できます。
・トレンドマイクロ(4704):5.68%⇒6.80%
・TIS(3626):新規報告5.13%
・住友化学(4005):7.56⇒8.72%
・大林組(1802):5.28%⇒6.33%
・レーザーテック(6920):5.36%⇒5.64%
・武田薬品工業(4502):5.31%⇒6.31%
・小松製作所(6301):5.01%⇒6.30%
・ピジョン(7956):5.15%⇒6.35%
他力本願的な面は恐縮ですが、日本株相場全体のセンチメント改善の為にも、今後の海外投資家の買い越し継続に期待したいところです。
執筆者:木村泰章
無料新着記事
-
即完売で最高売上の銘柄など3選
後場の注目株
(2024/11/27 11:30)
-
いよいよこの銘柄の話をする時が来た
女株将軍アスナの「我に続け」
(2024/11/27 11:00)
-
[3銘柄アリ]米中貿易戦争で株はどうなる?
株ドクターマサトの投資家診療所
(2024/11/27 10:35)
-
好業績期待のバリュー株
本日の厳選株
(2024/11/27 07:00)
-
誕生日は恩返しをする日
社長の二言目
(2024/11/27 07:00)