株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2021-09-21 09:45:00

アナリスト木村の銘柄研究部

【緊急フォロー】相場コメント

本日の日本株安を受け、ご不安になられている会員様も多いかと思います。
全体相場フォローをお送りしますのでご参考になってください。

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9/21(火)緊急フォロー:強気目線で大丈夫!
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本日の株式市場は大幅安見込みとなっておりますが、今のところ一過性の動きと捉えております。一時的なリスク回避の動きに伴い目先の下落は避けられそうにありませんが、中国の大手不動産会社の資金繰り悪化が、次々と他企業に連鎖して広がるとは考えにくく、例えば「リーマンショック」時のような事「金融危機」につながる可能性は無いでしょう。

むしろ、買い遅れていた投資家にとっては願っても無い押し目と捉えられる可能性の方こそ高いと考えます。

なぜそう言えるのか?

8月20日からの上昇スピードが速かった為に、過熱感も指摘されていた中での、当然のスピート調整、と受け止められる可能性の方が高いように思える背景は、下記の数値からも確認できましょう。

◎日経平均
・8月20日年初来安値26954.81円
・9月14日年初来高値30795.78円
・3841円の3分の1押し水準 29515円

◎日経平均の「窓」
・9月6日高値29705.04円と9月7日安値29838.43円の差133.39円
・9月3日高値29149.65円と9月6日高値29469.35円の差319.7円

◎TOPIX
・1月4日安値1776.6ポイント
・9月14日高値2120.18ポイント
・343.58ポイントの3分の1押し水準 2005.66ポイント

◎上記数値からの予想
・日経平均は、29500円まで下がっても上昇分の3分の1押し水準に過ぎない。
・日経平均が29150円どころまで下がっても、窓埋め程度のインパクトしかない。
・TOPIXは2000ポイントまで下がっても上昇分の3分の1押し水準に過ぎない。

米国のトリプルウィッチングを通過し、日本では3連休明けとなる本日、今週の相場が下落で始まる可能性、大幅安の可能性も想定される事については、既に藤井コラム、木村コラム等でご指摘しておりました。
https://1376partners.com/blog_kimura?year=2021&month=9&date=17

実際にお電話・メール等でお話させていた会員様各位にも、「買うなら9月21日~24の週の下げ局面から切り返すタイミングで」とお話させていただき、先週までで年初来高値を更新する等、上昇していた個別銘柄についても、概ね「利食い売りを優先して、押し目で買い直し」をご提言申し上げました。

10月以降の株式相場については、日経平均で31000円~32000円を予想する市場関係者が多く、少なくとも「高値更新」はコンセンサスとなっている印象ですので、今回の中国発の下落が一過性で終わるという前提であれば、下落から切り返す局面ではむしろ、買い姿勢で臨んでいただきたいと存じます。

直ぐに取れる投資行動としては、やはり、王道中の王道である、日経平均を買う「1570:日経平均レバレッジETF」、あるいはTOPIX(東証全体・全上場企業)を買う「1568:TOPIXブル2倍ETF」あたりを買う事をご提言申し上げます。

ちなみに「1570:日経平均レバレッジETF」の数値を確認しておきますとこんな感じです。
・2月16日高値18000円
・8月20日安値13740円
・9月14日高値17920円
・8月安値から9月高値の上昇分4180円の3分の1押し水準 16527円

今のところ、本日の日経平均の下げは、なんら慌てる必要の無い、単なる調整という見方で問題なく、むしろ買い目線で強気にお考えいただきたいと存じます。


執筆:木村泰章

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