ハウテレビジョン（7064）
外資系企業を目指す新卒学生向けサイトを展開。「外資就活ドットコム」は、プロフェッショナルを目指す学生のための就職活動支援メディアを提供する。その他、グローバルを目指すプロフェッショナルに向けたキャリアプラットフォーム「Liiga」を展開する。コロナ感染拡大の影響が依然として残りつつも雇用環境は緩やかな改善傾向にあり、今期業績予想は増収増益を見込む。株価は、75日移動平均線が下値抵抗線として機能すれば自律反発も期待できよう。ただ流動性が低い（出来高が少ない）ので株価の乱高下に注意した取り組みが求められよう。

Appier　Group（4180）
AI（人工知能）を活用したマーケティングソルーションを提供。AIの仕組みはブラックボックスとされやすいが、同社は人工知能に基づく具体的な意思決定要素を明らかにしている。9/15には顧客企業数が1000社を到達、年間サブスクリプション収益の目標も今年3月に達成しており今後の業績拡大が期待される。株価は9/3に高値1972円をつけた後は調整を強いられているが、節目1700円付近での押し目買い意欲の強さが確認できれば切り返しが期待できよう。

i-plug（4177）
「OfferBox」を展開。企業から学生に直接オファーを送ることができる新卒に特化したダイレクトリクルーティングサービス。企業は「会いたい学生」の情報を検索して効率的にコンタクトを取ることが可能となる。今期売上高予想は過去最高を見込む。株価は、本日の大幅下落で、75日移動平均線（9/17終値基準6195.1円）を割り込んで推移している。7/29の高値からの調整局面では75日線付近がサポートラインとして機能していたため、速い段階で同線を回復できれば前回同様に下値抵抗線として意識されよう。