【緊急フォロー】相場コメント
全体相場フォローをお送りしますのでご参考になってください。
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9/29(水)緊急フォロー:強気目線維持
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本日の株式市場は大幅安となっておりますが、今のところ一過性の動きと捉えております。米国市場の大幅下落の背景は金利上昇によるものと考えられますが、長期金利の水準に過熱感は無く、タイミング的には若干意外感はあるものの、来月以降のテーパリング実施予定を考えれば妥当な反応であろうと考えます。
本日の日本株式市場では配当落ち分が日経平均でおよそ185円相当と試算されておりますが、個別銘柄、例えば、海運株の一角などは、配当落ち分を埋めたうえで一時プラスに転じるなど、切り返すものも散見されます。
配当落ち分をどう見るかによって、やや誤差が生じる事はご了承いただき、あくまでも単純比較で、主要株価指数の前回9月22日と本日の数値を確認しておきましょう。
◎日経平均
・8月20日年初来安値26954.81円
・9月14日年初来高値30795.78円
・上記期間の上げ幅3841円の3分の1押し水準 29515円
・9月22日の安値29573.88円
◎日経平均の「窓」
・9月22日高値29868.10円と9月24日安値30110.30円の差242.2円
◎TOPIX
・1月4日安値1776.6ポイント
・9月14日高値2120.18ポイント
・上記期間の上げ幅343.58ポイントの3分の1押し水準 2005.66ポイント
・9月22日の安値2043.55ポイント
◎上記数値からの予想
・日経平均は、9月22日の安値29573.88円を更新するとやや下振れリスクはある。
・しかしながら日経平均は、29500円まで下がっても上昇分の3分の1押し水準に過ぎない。
・TOPIXは9月22日の安値2043.55ポイントを更新するとやや下振れリスクはある。
・しかしながらTOPIXは2000ポイントまで下がっても上昇分の3分の1押し水準に過ぎない。
前回9月21日・22日の下落局面後に、9月24日には大幅な切り返しが見られた事はご記憶に新しいものと存じます。今回も概ね同様の一過性の下落と考えますが、明日30日には、日経平均銘柄入れ替えに伴う売りが5000億円相当出る事が見込まれている事から、下落局面は明日までで、以降はその反動で切り返しの展開になろうと推察します。
海外投資家に比べ、やや買い遅れていると指摘されている日本の機関投資家にとっては、願っても無い押し目と捉えられる可能性の方こそ高いものと考えます。
10月以降の株式相場については、日経平均で31000円~32000円を予想する市場関係者が多く、少なくとも「高値更新」はコンセンサスとなっている印象ですので、下落からの切り返し局面ではむしろ、買い姿勢で臨んでいただきたいと存じます。
本日前場の日経平均は大幅下落となっておりますが、今のところ、慌てて投資行動を取るべきではない、慌てて投資行動を取る必要はないものと考えますので、下記のスタンスを是非ご確認ください。
・保有ポジションを慌てて投げ売りしない。
・株価の安さや値動きの軽さ・底堅さだけに着目して、飛びつき買いをしない。
弊社の有料推奨銘柄に関して、ナンピン買いや買い増しが有効と思えるタイミングでは、フォローメールを配信致しますので、ご安心ください。
執筆:木村泰章
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