株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2021-10-23 09:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

木村・若木ニコイチコラボコラム:福利厚生を考える

週末・休日版コラムでは、銘柄や相場や経済についての直接的な話ではなく、むしろ、そこから離れたところからの目線で、しかしながら、結局最後は株式投資にもつながるような話もご披露したいと存じます。
かなりくだけた内容ですが、週末・休日版という事でご了承いただき、お付き合いください。

9月から、米国西海岸LAの大学に進学した私の娘、渡米前に一番の楽しみは何?と訊いたところ、「DOUBLE-DOUBLE!」と即答。
コレです。
https://www.in-n-out.com/menu

日本でも「グルメバーガー」は既に広く認知されておりますが、さすがに本場米国は規模が違います。
例えば、日本ではラーメン屋さんが無数にあるように、米国にはハンバーガー屋さんが無数にあり、かつ、そのひとつひとつに地元・ローカル層を中心にファンが居ます。
ちなみに、私自身は少数派ながら中毒的な支持者が多いFuddruckers(フッドロッカーズ)派。気になる方は「Fuddruckers」で検索してみて下さい。

その分競争は熾烈で、そのFuddruckersは、南カルフォルニアの店舗を数年前に全て閉鎖してしまいました。

カリフォルニア、特にLA圏では、今や前述の「DOUBLE-DOUBLE!」のIn-N-Out Burger(イン・アンド・アウト・バーガー)が「一強」くらいの勢いです。
In-N-Out Burgerは非上場、日本にはイベント等でポップアップ上陸した事はありますが、未だに店舗はありません。

一時は新宿、原宿、広尾や吉祥寺に店舗が在った、NYの老舗ホッドドッグ屋さんNathan's Famous(ネイサンズ)も、10年ほど前に日本から撤退してしまいました。
「ホットドッグ早食い選手権」でも有名ですね。
こちらも、気になる方は「ネイサンズ」で検索してみて下さい。

Nathan'sの日本撤退のキッカケは、一従業員(アルバイト)の「ブログ炎上」で、いわゆる、使用人としての管理責任、モラル、ガバナンスが問われる社会問題へと発展し、「退場」を余儀なくされたわけですが、その頃は既に米国においても、熾烈な競争に遅れを取り始めていて、特に、「グルメバーガー」に舌の肥えている西海岸カリフォルニアではNathan'sは存在感を示せませんでした。

話は一気に「こじつけ」へと転じますが、従業員の管理体制までを企業が問われる時代にあって、管理される側の従業員も黙ってはいません。
賃金の値上げを要求し、福利厚生を求め、少しでも自身にとって有利な条件で働ける職場を選択する風潮は、米国だけでなく日本でもあたりまえとなりつつありましょう。

コロナ禍での外食産業全般に対する営業規制は、10月25日から大幅に緩和される事となりますが、コロナ禍で大幅な労働力調整、人員削減を行ってきた外食産業は、通常営業への回帰を目指しても人繰りが間に合わない、という問題が発生しています。

業態は全く違いますが、弊社あすなろ投資顧問は、おかげさまで「福利厚生」面が手厚く、私たち従業員が負担無しに通えるトレーニングジムがあったり、会社負担でインフルエンザ予防接種を受けられたり、休日の勉強会等のエクストラワークにも種々の手当てが用意されております。

コロナ禍からの脱却局面だからこそ、今後は働く人の福利厚生面にも重きを置いた、企業の舵取りが求めらるように思います。
企業福利厚生代行事業を展開する企業としては、ベネフィット・ワン(2412)とリログループ(8876)が代表的な存在として有名ですが、うち、ベネフィット・ワンに関しては、11月12日に発表予定のMSCIの定期見直しで、採用銘柄の本命の一つと目されているようです。
MSCIの定期見直しに関しては、「億男W」こと若木のコラムで詳しくご紹介しておりますので、是非ご参照ください。

▼2021/10/23 9:00更新『億男W直伝 勝利トレード攻略法』はコチラ
https://1376partners.com/content_page/14369



執筆者:木村

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック