【Wズバリ的中】

昨日のWのコラムはお読みいただけただろうか。

マザーズ総合指数はテクニカル的に狙うタイミングに来ていると記したが、まさにハマった感じだ。
強い気持ちでエントリーした方はおめでとう。

本日の反発で本格的な切り返しの準備に入ったと思われる。

マザーズ総合指数+1.95％

【今回はIPOラッシュからみるマザーズ総合指数の反発について探る】

12月のマザーズ市場の新規上場予定は26銘柄。

11月の相場全体はオミクロン株による懸念から軟調な動きとなったが、マザーズ総合指数の下落は別の要因もありそうだ。

12月にマザーズ市場に上場を予定している企業は26社。
月別で多かったのは6月の18社、9月の12社があげられる。

【偶然か】

上場企業が多かった月の前月のマザーズ指数を見てみると
5月は前月比-4.3％
8月は前月比+4.6％
※8月後半は、ご周知のように政権交代期待による上昇相場となったが、月初から中旬までは下落し8/18に年初来安値を更新している。

IOPが多い月の前月は売られる傾向がありそうだ。

【資金捻出】

・IPO申し込み資金の捻出
・上場初日の値動きに参加するための資金捻出
・マザーズ指数連動型ファンドのリバランスによる売り
などなど

上記資金の捻出が終われば反発期待も高まりそうだ。

【まとめ】

11月のマザーズ総合指数の下落は、今月のIPOラッシュに備えた資金捻出による売り圧力が強まった可能性も否定できない。
資金捻出による一過性の要因であれば今後の切り返しに期待が持てそうだ。
また、変異株の感染力等の精査がすすみリスク後退となれば相場全体の上昇に弾みがつく可能性もあるだろう。すでにオミクロン株は毒性は弱いとの報道もでている。

【気になる指標】

＠バルチック海運指数
3115ポイント+2.23％
切り返しを確認。
海運株は連日で物色される。
短期筋が多いと思われるので取り組まれている方は利確をこまめに行うべし。

＠金先物CMX
1760.70-1.1％
直近高値から約6％下落。
リスクオンを示唆する動きとみる。

【大型株のご機嫌チェック】

ダイキン（6367）　　　　　　　　ご機嫌
リクルートHD（6098）　　　　　　ご機嫌
ファーストリテイリング（9983）　ご機嫌ななめ
ソフトバンクG（9984）　　　　 　ご機嫌ななめ　※6日続落

■Wウオッチ銘柄■

・ビーブレイクシステムズ（3986）
・アイドマ・ホールディングス（7373）


執筆者：Ｗ