NY株安を嫌気し反落　27500-27800円のレンジを想定

【米国株】
　3日のNY株式市場は金融正常化加速への警戒感と「オミクロン株」の感染拡大懸念から反落。11月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比21万人増と市場予想（57万人増）を下回った。これにより「米連邦準備理事会は金融正常化を急がない」との見方につながったが、雇用統計の11月の失業率が1.2％と市場予想（4.5％）を下回り、前月（4.6％）から大幅に改善したことより、金融正常化ペースの加速が改めて意識され軟調な展開となった。

【注目ＡＤＲ】
銘柄名　　　　　 国内引け　　 ＡＤＲ　　　　対比　　　 騰落率
ソフトバンクG　　5,559.0　　　5,245.6　　　-313.4　　　-5.64%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、NY株安を嫌気し反落の展開と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万７７９０円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万８０２９円と比べ２４０円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価 ＰＥＲ：13.57
ＰＢＲ：1.24
配当利回り：2.12

●騰落レシオ（25日）76.55％　
●空売り比率　45.3％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス26.82まで上昇


－【前営業日（12/3）のおさらい】－
●日経平均株価　２万８０２９円５７銭（＋２７６円２０銭）

高値２万８０２９円５７銭／安値２万７５８８円６１銭
値上がり２０１５／値下がり１３８／変わらず３１
新高値１１／新安値９０
出来高　１２億３３３３万株
売買代金　２兆９３４７億円

●ＴＯＰＩＸ　１９５７.８６（＋３１.４９）

●マザーズ指数　１０４８.７８（＋２０.０４）
　マザーズ売買代金　１８６１億円　

●先週末のストップ高銘柄＝３日―９銘柄（気配含まず）
白鳩・サイエンスＡ・ＡＩインサイ・メドレックス・Ｇｕｎｏｓｙ
ＩＮＣＬＵＳ・のむら産業・リファインＶ・栗林商船

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【今週のタイムテーブル】

6（月）
欧 12月 ユーロ圏投資家センチメント指数

7（火）
日 10月 全世帯消費支出
米 10月 貿易収支(USD)
米 Q3 労働コスト改定値
米 Q3 労働生産性改定値
中 11月 輸出(前年比)
中 11月 輸入(前年比)
中 11月 貿易収支(USD)

8（水）
米 10月 消費者信用残高
日 10月 経常収支
日 Q3 国内総生産(GDP)2次速報値

9（木）
中 11月 生産者物価指数(PPI)(前年比)
中 11月 消費者物価指数(CPI)(前年比)
米 11月29日週次 新規失業保険申請件数
米 11月22日週次 継続失業保険受給総数

10（金）
米 10月 卸売在庫(前月比)
日 11月 企業物価指数
米 11月 消費者物価指数(CPI)
中 11月 社会融資総量
中 11月 マネーサプライM2(前年比)
中 11月 人民元建て新規融資
中 11月 人民元建て融資残高(前年比)

11（土）
米 12月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値