2005-9-15 18:04更新分
本日の、国内株式市場は、米国株式市場安を受け、朝方は安く始まったものの、寄り前の外国証券経由の注文状況が、株数・金額ともに買い越しだったことから切り返し、国内年金の買い観測も加わり上昇に弾みがついた。
昼のバスケット取引が買い越しだったことから、後場、一段の上値追いとなり、この日の高値で取引を終了した。
日銀副総裁の、「日経平均株価は、まだ、日本経済の実力を反映していない」との発言や、量的緩和の早期解除観測の浮上で、「債券先物売り・株式先物買い」のポジションもはいったようだ。
日経平均株価は、前日比、152.53円高の、12986.78円。
TOPIXは、前日比、14.94ポイント高の、1327.29ポイントと大幅反発で取引を終了した。
業種別指数は、33業種・全業種が上昇。
新日鉄(5401)・住金(5405)・神戸鋼(5406)・JFE(5411)の鉄鋼が値上がり率1位。
三菱マテ(5711)・同和鉱(5714)・古河機械(5715)・古河電工(5801)・三菱電線(5804)の非鉄金属が同2位。
郵船(9101)・商船三井(9104)・川崎汽船(9107)の海運業が同3位。
石油・石炭製品、鉱業、その他金融業も高い。
個別銘柄では、防災関連の、明星電気(6709)/198円(+50円)がストップ高。
米国での光通信市場の回復期待で、三菱電線(5804)/164円(+21円)が商いを伴い上昇した他、古河電工(5801)/549円(+33円)、住友電工(5802)/1409円(+37円)も高い。
アンチモニーの再値上げで、日本精鉱(5729)/409円(+46円)が買われ、GSが強気のレーティングをつけた、ペンタックス(7750)/492円(+30円)も高い。
半面、13日上場で公募価格26万円に対し昨日228万円まで買われた、オールアバウト(2454)/175万円(-40万円)は高値警戒感からストップ安。
業績を上方修正したものの材料出尽くし感から、ミライアル(4238)/7050円(-720円)が大幅安。
大和総研がレーティングを引き下げた、NTN(6472)/658円(-19円)も売られた。
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