コラム「 社 長 の 二 言 目 」vol.21 〜『波の上の魔術師』〜
〜『波の上の魔術師』〜
『波の上の魔術師』
タイトルにも挙げた上記は人気作家の石田衣良さんの著作ですがご存じでしょうか?
以前、投資に関係のない人々の間でも話題となってテレビドラマ化もされました。
伝説の相場師と言われる老人小塚泰平(役:植木等)が青年白戸則道(役:長瀬智也)を弟子にして
相場の世界を中心として繰り広げられる人間ドラマと投資哲学を織り交ぜたサクセスストーリーです。
その中に出てくる名言を一つご紹介します。
『本当に貧しい者というのはみんな一緒に貧しい者のことだ
一人きり孤独に貧しい者はまだ金をつくっていない金持ちにすぎない』
誰しもが様々な想いを抱いて、相場の世界に足を踏み入れたことでしょう。
ただ誰しもが頑張ったからといって勝てるほど甘い世界ではない。。。
だからこそ、パソコンの前で一人、相場と闘うあなたに伝えたいことがあります。
相場の荒波を掻き分け、自在に乗りこなす一歩を踏み出す勇気を。
あまたいる大多数の投資家の中に埋もれていては成功は掴めません!!
まず、日本市場をとりまく環境をおさらいしましょう。
【2016年株式市場の大局を読む】
?日本株に大きな影響を与える海外投資家の動向
→日本市場の売買シェアで海外投資家が占める割合は6割を超えます。
そんな中、長期的に腰の据わった資金を扱っている投資家ほど、
世界の株式市場の先行きを慎重に見ている向きが多いのです。
?3月末までのGPIF(日本の年金)やゆうちょの株価買い支えが終了
→4月以降は参議院選挙を意識した公的資金の買いが入れにくくなるのを
見越して、海外投資家は円相場の水準の割には株価が買い支えにより
高かったので、現物株の大量に売り越しました。
同時に投機筋は先物への売り仕掛けを着々と進めていたのです。
?株価に影響を及ぼしたドル/円レートの下限は?
→値動きのメドですが、日米の期待インフレ率低下、購買力平価から考えると、
100円〜105円が妥当となり、欧米のヘッジファンドのターゲットもそのラインを
意識している模様です。
一方で、足元の110円近辺では政府と日銀の発言にも変化が見られ、一定の防衛ライン
に設定されているとみます。株式市場でも追加緩和への期待が相当に高まります。
?中東系のファンド動向
→原油価格の低迷が長期化して産油国の財政を圧迫し始めている中、再び長期スタンスの
オイルマネーが株式市場にすぐに戻ってくるとは考えにくいでしょう。
米国が2016年にも原油の輸出を開始するだけでなく、イラン産原油の輸出増が供給過剰に
拍車をかけていくので、原油価格が30ドル水準を覚悟する産油国もでています。
【 結論 】
このような環境下で市場の支配力を強めるのはやはり【 短期筋 】の投機家です。
年明けの動向からも観測されるのは、2016年の株式市場は短期筋の動向に左右され、
下方向に振れるだけでなく、振れ幅が激しくなるということです。
その大きな振れが1年に何回も繰り返される可能性が高まっています。
【 今後の市場動向を探るカギは原油にあった!? 】
足元では主力株をはじめ株価急伸となり市場は活況となっています。
きっかけとなったのは、12日報道の産油国会合の合意シナリオが現実味を帯びたことです。
サウジアラビアはイランに左右されず、増産凍結に参加するとの報道が伝えられるとともに
サウジアラビアの軟化姿勢により不安を感じていた市場参加者も、強気姿勢に転じました。
12日のWTI原油先物価格は1バレル=42ドル17セントに上昇。
15年12月初旬以来、約4カ月半ぶりに42ドル台を回復しました。
◎注目を集める産油国会合は4月17日。
原油安が産油国財政を直撃している環境下、疲弊したベネズエラが働きかけた
同会合では、サウジアラビアやロシアなどが参加し増産凍結に向けた話し合いが持たれます。
なかでも注目を浴びているのが、イランとサウジアラビアの動向です。
イランは1月に経済制裁が解かれ、原油増産の意欲がとりわけ強いのです。
その中で、どのような共同声明が出されるのかはわかりませんが、
増産凍結、あるいは減産となればリスクオンとなり株式市場には一層の追い風となるでしょう。
◎原油価格の今後の見通しは強弱入り混じりますが、おそらくは30ドル〜50ドルの
ボックス圏での動きとなるはずです。
理由は米国のシェールオイルの生産コストは60ドル近辺と想定されているからです。
仮に原油価格が上昇に転じ、この水準を上回れば採算割れとなっていた鉱区で採掘が
再開され受給バランスを調整する役割を果たすからです。
つまり、足元の国際情勢が大きく変化しない限りは原油と為替の動きを横目に見ながら
ボックス圏で、かつボラティリティの高い相場展開となるでしょう。
当然のことながら、以前のように日経平均株価やTOPIXといった指数全体を買うというよりは、
個別銘柄の内容を吟味したうえで買っていく必要に迫られます。
欧米投資家が各々どのような視点で銘柄を狙ってくるのか選別していくのはなかなか難しいのではないでしょうか?
このような相場で上げ下げの波に乗るのはたやすいことではありません。
誰しもが儲かる投資法では太刀打ちできないのです。
そこで弊社の『波の上の魔術師』にお任せください!
確かな相場見通しでもって、『安心・スクリーニング・納得・ローリスクハイリターン』の
あすなろ投資顧問が皆さまの力となります!
今後の展開も含め相場環境に踏み込んでまいりましたが、
それでも銘柄選定に迷われる場合は弊社の『単発スポットプラン』をご利用いただければと思います。
では、最後に原油市場回復に恩恵のある銘柄を紹介しておきます。
有効なスクリーニング基準の一例
「株主還元が薄い銘柄(低ROE銘柄)」
「業績が株価に反映されていない銘柄」
「円高メリットの銘柄」
※ROEとは株主資本利益率の英語表記であり、株主資本に対する純利益の割合です。
ROEが高い企業は株主資本を有効に使い収益に活用できているということになります。
なぜ低ROE銘柄を抽出するのかと言いますと、株主に還元できていないのが現状だが、
その分を将来への(設備)投資に回しているということも言えます。
ただし、業績が悪い企業も当然ROEが低くなるので注意してください。
【石油】 出光興産 <5019>
昭和シェル石油 <5002>
日本コークス工業 <3315>
ニチレキ <5011>
東燃ゼネラル石油 <5012>
BPカストロール <5015>
JXホールディングス <5020>
国際石油開発帝石 <1605>
【プラント】日揮 <1963>
千代田化工建設 <6366>
東洋エンジニアリング <6330>
【商社】 丸紅 <8002>
双日 <2768>
兼松 <8020>
【資源関連】住友金属鉱山 <5713>
三井金属鉱業 <5706>
日本海洋掘削 <1606>
石油資源開発 <1662>
三井松島産業 <1518>
日鉄鉱業 <1515>
住石ホールディングス <1514>
三菱マテリアル <5711>
DOWAホールディングス <5714>
日本冶金工業 <5480>
宇部興産 <4208>
【その他】 フジクラ <5803>
住友大阪セメント <5232>
執筆:大石
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