淡々と仕込むべき時迫る
いよいよ発動
政府は、ガソリン価格の高騰を抑える価格抑制策を初めて発動すると発表した。
卸売り価格が1リットル当たり170円を超えた分について、石油元売り会社に最大5円の範囲(今回は3.4円)で補助金が支給される予定。
補填によって引き下げられた価格が販売価格に反映されるとは限らないため、近所のガソリン価格の値動きに注視。
初の抑制策のため、どのタイミングで価格に反映されるかは未知数。
また、ウクライナ情勢による地政学リスクもあり、原油価格は高止まりが続く可能性がある。
近所のガソリンスタンドが165円前後であれば満タンにしても損はないだろう。
この措置は、ガソリン価格の急上昇を抑えることが目的であり、下げることが目的ではない。
株価で例えると、政府による下げ圧力をこなしながら上昇トレンドを形成するイメージとなる。
・レギュラーガソリン都道府県別高安ランキング
<高値>
1:高知 176.6
2:長野 174.9
3:長崎 172.2
<安値>
1:和歌山 159.8
2:沖縄 160.8
3:秋田 161.0
ちなみに東京は164.7円
Wは161円で購入済み。
出所:22年1月24日(月)時点で [ガソリン価格比較サイトgogo.gs」に投稿されたガソリン平均価格
【地政学リスクは限定的か】
2/4に開催される平和の祭典(北京冬季五輪2022)を前に国連が世界の紛争について休戦を求める可能性がある。
東京五輪では、開幕の7日前からパラリンピック閉幕の7日後まで、すべての加盟国に休戦を呼びかけた。
もし、国連が同じ呼びかけをするのであれば1/28が7日前となる。
休戦の呼びかけは、開催国が国連へ提案し採択されるのが恒例となっている。
また、北京冬季五輪の開会式には、プーチン大統領が出席し、同日、習近平国家主席との首脳会談が予定されていることから、ロシアによるウクライナへの軍事圧力はいったん後退する可能性がある。
【大型株のご機嫌チェック】
・ソフトバンクG(9984) 不機嫌
・東京エレクトロン(8035) ご機嫌ななめ
【気になる指標】
・バルチック海運指数
@1391.0 -1.70%
続落も下落率が縮小傾向。
目先の下値予想1330pに接近。
海運株は業績・高配当を考えるとムズムズする
【Wのウオッチ銘柄】
直近コラム関連銘柄(連れ安・コロナ・五輪)
・アズビル(6845)
・クイック(4318)
・土屋ホールディングス(1840)
イベント通過(FOMC)、地政学リスクの後退、その先に見えて来るものは・・・淡々と仕込むべき時迫る
執筆:W
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