全面安でも注目の銘柄3選
粗鋼生産で世界トップクラス。
中国での需要鈍化による利益率低下や来期(2023年3月期)の利益、配当大幅減少予想を背景に米系証券から投資判断を格下げされ売られたものの、本日の全面安相場でも下げ幅は大きくはない。PER:3倍台、PBR0.5倍台の割安水準でバリュー株としての強さは今後も変わらず継続すると見る。
ヒューマンクリエイションホールディングス(7361)
IT技術者に特化した人材派遣事業を展開。
IT人材の不足は年々拡大しており、同社にとってはまれに見る良い市場環境といえる。昨年のIPO時にはM&Aで飛躍的な成長を目指すとしており、今後の事業拡大にも期待がかかる。本日はマザーズ指数が大幅安しているため、マザーズの反転を待ちながら押し目を監視。
信越ポリマー(7970)
半導体ウエハで世界首位である信越化学(4063)の子会社で、ウエハ容器などを扱う。
昨日の引け後に3Q決算を発表。経常益(累計)が約77億円と3Q時点で前期本決算数値を上回った。このような好決算が好感され本日は買いが入っているようだ。ただ売り物も多く、日足ロウソク足は1100円付近から長い上ヒゲが伸びている。この上ヒゲを吸収するほどの買いの強さが確認できれば、1/5の高値1145円を早晩クリアしても不思議ではないだろう。
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