日本の相場サイクルは買い~イチオシ連れ安銘柄あり~
まんもす藤井。の「コロナ救済特典救済レポート第2弾」を一読するべし
【業績が良ければ買われる】
相場全体が軟調な動きを見せる中、昨日3Qの決算を発表したファナック(6954)が堅調な動きとなった。
ファナックの四半期最終益の推移は以下
21/04/27 120500
21/07/29 156000 上方修正
21/10/27 150800 下方修正
22/01/26 159300 上方修正
※単位:百万
今回の上方修正は、昨年7/29の水準を上回っており、半導体などの部品の不足により先行き不透明は残るものの、様々な分野で需要が回復していることを示している。
本日のファナックの値動きを見ると、業績で安心感が示されれば連れ安の売り圧力も弱まり、買い向かう動きが出てくるということだ。
これから決算発表を控えている企業に関しては、決算で堅調な内容が示されれば、地合い悪化により現金化された資金が見直し買いに動く可能性がある。
【株式相場のサイクルを確認】
1:金融相場
金融政策:緩和
株価:上昇
金利:低金利
▼
2:業績相場
金融政策:緩和終了
株価:上昇
金利:低金利
▼
3:逆金融相場
金融政策:引き締め
株価:下落
金利:上昇
▼
4:逆業績相場
金融政策:引き締め終了
株価:下落
金利:上昇
・日本は【1】
・アメリカは【2】から【3】へ
このことからも日本株が連れ安状態にあることがわかる。
外国人の相場サイクルによる機械的なポジション調整が終われば、金融相場が継続している日本株の見直し買いが入って来ると思われる。
【大型株のご機嫌チェック】
・ソフトバンクG(9984) 超不機嫌
・東京エレクトロン(8035) 不機嫌
・ファーストリテイリング(9983) ご機嫌ななめ
・ファナック(6954) ご機嫌
【気になる指標】
・バルチック海運指数
@1296p -3.5%
目先の下値予想1330pにアッサリ割り込む。
一旦、切り返しと予想する。戻りのメドは1800p付近とみる。
1800pは昨年1月の上昇前の水準となる。
執筆:W
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