昨日の大幅安を受けて自律反発を試す　26100－26700円のレンジを想定

【米国株】
－NYダウ7ドル安、大幅利上げを警戒。－
　米国株式市場は小幅下落。ダウ平均は7.31ドル安の34160.78ドル、ナスダック189.34ポイント安の13352.78で取引を終了した。米10−12月期国内総生産（GDP）速報値は年率換算で前期比6.9%増と予想以上の高成長でこれを好感し、午前中には一時600ドル超の上昇となった。しかし、その後は急速に伸び悩み、引けにかけてはハイテクの売りとFRBの金融政策の先行き不透明感を警戒した売りに押され下げに転じて終了。
　業種別では、原油価格の上昇を受けてエネルギーセクターが堅調な動き。また、長期金利の変動も大きくなっており不安定な相場展開が続いた。　


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、昨日の大幅安を受けて自律反発を試す展開と見る。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万６５５０円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万６１７０円と比べ３８０円ほど高い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価ＰＥＲ：12.99
　　　　　　　ＰＢＲ：1.19
　　　　　　　配当利回り：2.23

●騰落レシオ（25日）87.68％　
●空売り比率　52.9％　　
●日経平均ボラティリティー・インデックス31.97まで上昇


－【前営業日（1/27）のおさらい】－
●日経平均株価　２万６１７０円３０銭（－８４１円０３銭）

高値２万７１９３円５９銭／安値２万６０４４円５２銭
値上がり８７／値下がり２０６７／変わらず３０
新高値０／新安値４６７
出来高　１５億４５２６万株
売買代金　３兆８２１６億円

●ＴＯＰＩＸ　１８４２.４４（－４９.４１）

●マザーズ指数　７２８.２５（－５１．５８）
マザーズ売買代金　１５１６億円 　

●昨日のストップ高銘柄＝２７日―３銘柄（気配含まず）
アミタＨＤ・アーキテクツ・日本テレホン

------------------------------
【今週のタイムテーブル】

28(金)
日 1月 東京都区部コア消費者物価指数(CPI)(前年比)
日 1月 東京都区部消費者物価指数(CPI)総合(前年比)
欧 12月 マネーサプライM3伸び率(前年比)
米 12月 個人所得(前月比)
米 12月 実質消費支出(前月比)
米 12月 消費支出(前月比)季調値
米 12月 コア個人消費支出(PCE)価格指数(前月比)
米 Q4 雇用コスト指数
米 1月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値