低金利継続のメッセージ
米国が利上げに踏み切ろうとしている中、日銀は14日朝、長期金利の上昇を抑え込むために「指し値オペ」と呼ぶ公開市場操作を通知した。
10年物国債を0.25%の利回りで無制限に買い取ることで、長期金利が上がらないようにする手法だ。
インフレに伴い金融政策の引き締めに動き始めている米国とは対照的となった。
今回の「指し値オペ」は金融緩和を堅持する姿勢を鮮明にするとのメッセージが含まれていた可能性がある。
金利が下がると経済活動が活発になりやすいので、意図的に低金利にする政策が行われているが、コロナウイルスによって経済活動が鈍化し低金利政策は長期化する可能性がある。
これまでのセオリー通りになれば、金利高が確実視される米国から金融緩和が継続し低金利が続く日本に資金が向かう可能性は十分に考えられる。
米国金利上昇から始まる日本株高に期待したい。
※金利高⇒株安
金利低⇒株高
【気になる指標】
・バルチック海運指数
@1984p 0.35%
切り返しが鮮明になってきた。
戻り高値予想1700~1750pをあっさり通過。
海運大手3社は25日移動平均線を意識している印象。
引き続き買い目線継続と見る。
※下落トレンド継続か否か。ポイントは1/6の高値2296p
【大型株のご機嫌チェック】
・ファーストリテイリング(9983) ご機嫌
・リクルートHD(6098) 超不機嫌
・東京エレクトロン(8035) 不機嫌
執筆:W
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