株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2022-02-15 17:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

北京冬季五輪:がんばれニッポン!

皆様、日々の株式投資へのお取り組み、ご苦労様です。

北京冬季五輪で連日のように日本代表選手の活躍が報じられています。
同じ日本人として素直に応援しているつもりなのですが、同じ日本人だからこそ、どうしても気になる点がひとつあります。

それが、スキージャンプ競技の国際大会に於ける日本代表選手陣の愛称として定着・浸透している、「日の丸飛行隊」という表現です。
あくまでも私自身の個人的な印象であって、この場で五輪競技自体に関してネガティブな事を申し上げるつもりは毛頭ございませんし、批判・中傷・異議を唱えるつもりもありません。
ただ、「日の丸飛行隊」が、戦時中の「特攻隊」を連想させてしまう可能性は決して低く無いものと思われ、不断の努力を重ね、スキルを磨いて、不退転の意をもって大舞台に臨まれる姿を、「決死」とリンクさせてしまうような表現は、「不適当」で「不快」と感じる次第です。

チャレンジする姿は「勇ましい」し「誇らしい」し「尊敬に値する」のですが、それを「決死」とはリンクさせてほしくない。。。
折しもロシアによるウクライナ侵攻懸念で、世界が戦争・紛争に神経質になっている時期に、「日の丸飛行隊」という表現を使用するのは、先の東京オリ・パラの際に、「どこかの国」が、選手村に政治的な意をもってメッセージ性の高い横断幕を掲げた行為と、同レベルなくらいに「配慮不足」な行為のように感じてなりません。

この「日の丸飛行隊」という表現は、なんと、遡る事1972年の札幌オリンピックの時から使われているようで、勝負にこだわる「競技」でありながら、戦争や紛争とは完全に別次元の「スポーツの祭典」であるはずのオリンピックの場において、それを応援する日本人が、「日の丸飛行隊」という表現に違和感を感じなかったとしたら、正直、同じ日本人として残念な気持ちを禁じえません。

ヨネックスのスノーボードを使用して活躍する日本人選手を見て、ヨネックスの株価が上がるかもしれないなぁ~、などと考えてしまう私も、御多分に洩れず「不謹慎」かもしれませんが。。。

◎参考銘柄
・ヨネックス(7906)



執筆:木村泰章

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック