マザーズ銘柄が怖いあなたへ
そんな見出しが出たのもつい先月の事。
*2月10日日経新聞見出しより
まぁ、3か月で4割下げたのだから無理もありません。
でもね、私としては「はぁ?」って感じでした。
戦争リスクだろうが
METAが不調だろうが
政策が不評だろうが
過去を見れば一目瞭然。
安くなったら買われるのがマザーズです。
事実、足元の大反発は、待機していた大口の買いと推察されます。
1月末ごろ、800P台で買い越してきた事を考えれば、足元の700P台は状況により、躊躇なく入ってくる可能性が高いと考えます。
そもそもマザーズ銘柄は、良くも悪くも小ぶりなサイズ感が功を奏し、稼ぎの中心が内需で、外部要因に影響を受けにくい銘柄が散見されます。
つまり選び方次第では、上昇率ランキングの常連になる事もあるわけです。
まだまだ道半ばなので手放しとはいきませんが、昨年12月に公開した私のダイヤモンドメソッド銘柄は、マザーズの小型ながら、ほとんどの軟調局面で逆行高を見せてくれました。
マザーズはダメと言っている方からすれば、この銘柄をどう説明するのでしょう。
悔し紛れに
「仕手っぽいよね」
とかいうのでしょうか。まぁいいでしょう。
私は常々思っています。
「新興株はいや」
「グロースはいや」
この考え方はあまりにも極論すぎて、ある意味思考停止してるように思います。
これはどう説明しますか?
3月3日の上昇率ランキング20位以内ではなんと9銘柄が新興市場。
ETFと2部を除けば、東一は6銘柄です。
カテゴリーで選ぶことがどれほど無意味かお分かりですね?
もし皆さんの周りにも、新興株ダメ論者になってしまった方がいらっしゃったら、是非この辺の話をしてあげてください♪
戦争開始あたりから、相場はまた変わったのです。
今こそ、思考をフラットにして、本当に投資価値のある企業はどれなのか?
真剣に考えるときだと思います。
チャンスは混沌としてるときに訪れます。
戦争・金利・原油・政策・不景気そして新たに電力問題。
東一だから大丈夫なんて事に、何も意味はないと思っています。
逆に考えてみましょう、○○だから安心安全なんてことは無いのです。
どれも危うくて、どれも魅力的。
ならば分析した結果、良い投資対象が「たまたまグロース」だった。
というなら、迷わず行くべきです。
立場上買えませんが、私なら秒で買うでしょう。
そんな相場です。
最後にもう一度だけ。
今「マザーズだからいや」「グロースだからいや」と銘柄選びをしているなら、きっと勝負の神様は降臨しないでしょう。
フラットに見れる投資家にこそ宿るモノだと信じてます。
・・・
もう一つ付け加えましょう。
動かない投資家も△。
動くからこそリスクが生まれ、リスクがあるからリターンの可能性が生まれます。
動かないとはつまり「ノーリスクノーリターン」。
まぁ否定はしませんが、投資顧問は銘柄ホリックなので、続々と発掘していきますが悪しからず。
では良い休日を♪
相場はあすなろと共に
あすなろ投資顧問
大石やすし
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