皆様、日々の株式投資へのお取り組み、ご苦労様です。

結論から先に申し上げますと、過度にご留意いただく必要は無いものと考えます。

もちろん、配当額にもよりますが、権利付き最終日に売るのであれば、概ね、10％程度の利益が確定できるかどうかが、「売り」という投資判断をなさる際の大まかな基準と申し上げて宜しいかもしれません。
すなわち、権利付き最終日に、10％ほどの値上がり益を確定できるのならば売って、配当落ち後に再度エントリーできるかを再考するというイメージです。

仮に10％を下回り、例えば、5％程度の利益しか確定できないのであれば、配当落ちの直後に株価が配当落ち分を埋めて上昇するリスクを勘案すると、敢えて権利付き最終日の売りにこだわる理由には乏しいように思います。

他方、権利付き最終日の買い、という選択肢は一般論としてお勧めできません。
配当落ちの前後では株価の方向感が真逆となるケースも少なく無く、キャピタルゲイン（値上がり益）こそを重視なさるのであれば、やはり権利落ち後、かつ、切り返しを確認してからエントリーが望ましいように思います。

機関投資家勢は配当に関する意識が個人投資家寄りは薄く、配当を得た分は再投資というスタンスでしかなく、権利付き最終日をめがけて売る事も、配当落ち後まで待った後に買いに出る事も、基本的には深く考慮しない傾向にあります。

言い換えると、機関投資家にとって、インデックスプレイヤーでない限り、配当落ちをさして重要イベント視していない、と申し上げて宜しいでしょう。
あくまでもキャピタルゲイン重視で、ゆえに配当面をさほど重視していない、という事になります。（配当取得をも当初から見込んでいるバリュー寄りのファンドはこの限りではありません）

会員様各位が、ご自身のシナリオに沿って投資行動をお取りになるうえでは、配当面はそのシナリオに大きな影響を与えないようにも思う次第です。
慌てて取った売り買いの行動が、むしろ逆効果となってしまう事もありえるわけですから、比較的大きな金額となるポジションでない限り、例えば数100株のポジションであれば、現状維持のままで宜しいものと考えます。

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個人的に気になっている銘柄
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◆ギグワークス（2375）
◆ドリコム（3793）
◆三菱倉庫（9301）

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆プロジェクトカンパニー（9246）[デジタルトランスフォーメーション]
今期も来期も業績拡大局面です。
75日移動平均線を上抜き下値の切り上がりが継続中。
本日も高値と安値の差は値動きは荒いものの、
良い意味でのボラティリティがある、スイング向けの銘柄と見ます。
お取り組みは難しいとは思いませんが、簡単というわけでもありませんので慎重に。

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単発スポット銘柄の見解　
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◆≪【世界平和祈願】即日公開銘柄プレミアム****）≫
公開後2週間で1000円超の値上がり！
おめでとうございます！
利益確定して調整局面での押し目を待ちましょう。
押し目の無いまま上に向かう場合は追従買いも視野にお取り組みください。

◆≪まんもす藤井。の桃太郎サムライ銘柄（****）≫
チャート上では切り返し基調が鮮明となってきました。
あと●●円くらい上昇したら、まんもす藤井。から「買い指令」出るかも。

◆≪木村泰章のゴールドメソッド銘柄（****）≫
そろそろ買っても良い？というお問い合わせを連日いただいておりますが、
買い目線的には賛成ですが、まだ、若干ながら早計な印象です。
2試合目のゴングが鳴ってからの参戦でも十分間に合うはずなので、
慌てず静かにその時をお待ちください。



執筆：木村泰章