楽天グループ（4755）
ネット通販「楽天市場」は有名。金融、旅行、電子書籍など幅広く事業展開。
先日は携帯電話事業の楽天モバイルが今月から全都道府県で自社回線への切り替えを始めると発表。これによりモバイル事業の赤字の種となっていた関連費用が削減できることになる。さらにフリマアプリ「楽天ラクマ」では中古品を扱う企業の出店を本格化させる模様。昨今の物価高で中古品関連は商機ありと予想。チャートは昨日の大幅高から本日は一服感。押し目が狙えるタイミングと見ている。

Enjin（7370）
法人や経営者、医療機関向けのPR支援サービスを提供。
第2四半期の顧客数は1000社を突破。顧客当たりの平均契約単価、契約件数も増加している。4/14に発表予定の決算に期待がかかる銘柄だ。昨年スタートした「アポチョク」のプラットフォームサービスも順調に成長している模様。チャートは3500円付近が意識される展開だが、本日のような全体相場の崩れによる押し目は監視しておきたい。

山田コンサルティンググループ（4792）
経営や不動産、M&Aなどの多様なコンサル事業を展開。
昨日は業績・配当の修正を発表。22年3月期の経常利益は21億円から25.3億円(前期は23.2億円)に20.5％上方修正し、一転して増益見通しとなった。さらに前期の年間配当も37円から45円(前期は37円)に増額修正している。本日前場は大幅高となり上値抵抗の強い1300円に到達。昨年5月以来ここを突破できずにいるが、今回は週足の一目均衡表が抵抗帯を明確に突破しているため、突破できる可能性が大きいと見る。