インバウンド再開はまだまだ先という印象
国土交通相は17日の閣議後の会見で、外国人の観光目的の入国を5月中に試験的に再開すると発表しました。
現在は1日1万人までの入国者を認めていますが、観光客は対象外となっており、日本に入国できるのは日本人・永住者とその家族、研究者、学生、事前に許可を得たビジネス関係者に限られ、出発国によっては入国後の隔離が義務付けられています。
観光客の入国規制が緩和に向かえば、インバウンドの再開期待にもつながりましょうし、インバウンド再開となれば、海外からの観光客向けのサービス提供等を通じて、円安メリットを実感・享受できる企業・事業者も増加する事となりましょう。
しかしながら、実際の「緩和」はかなり限定的なものとなりそうです。
観光客受け入れの再開には既に下記のような「条件」が検討されている模様です。
・ワクチンを3回接種した米国、豪州、タイ、シンガポールからの団体客が対象。
・観光庁が旅行会社とともに少人数のツアーを企画する。
・事前に決められた行程に、添乗員が常時同行する。
・旅行先は都道府県の同意が得られた地域に限定する。
結局のところ、まだまだ「水際対策は鎖国状態」に近いわけですね。
インバウンド再開もまだまだ先の話となってしまいそうな印象です。
様々な原材料価格が高騰したうえに「円安」も進行し、海外からの輸入品は食材までもが値上がりし、家計にも影響を与え始めました。
会員様各位におかれましても、実生活上は、「円安」を喜ぶような方々はほとんど居られないでしょう。
しかしながら、「円安」メリットを「直接」享受できる立場にある外国人観光客が、大挙して日本を訪れてくださるのであれば、コロナ禍で大打撃を受けたサービス業を中心に、日本の企業・事業者も「間接的」に「円安」による恩恵を受ける事が可能であるように思います。
ウィズコロナでインバウンド再開!という道筋が示されれば、給付金を出すよりも経済活動は急激に活性化する事でしょう。
政府には是非、「ウィズコロナ」を念頭に、柔軟な舵取りを希望したいところです。
中央銀行の金利政策だけでは乗り切れないレベルの「円安」なのですから、むしろ、「円安」をメリットにすべく、インバウンドを呼び込むべく、段階的かつ早急な入国制限緩和こそをご検討いただきたいと思います。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪エレファントムーンショット銘柄(****)≫
今週に入ってからの3日で一気に25日・75日移動平均線を突破!
切り返し基調が鮮明になったと見た買いも流入していそうです。
◆≪木村泰章のラスト七福神銘柄(****)≫
出来高も増加傾向となってきました。
一目均衡表では3役好転。
空売りの買い増しもじわじわと進んでいる模様です。
◆≪金のクジラ銘柄(****)≫
チャート形状からは一気に上放れの予感も!
「クジラ」が出てきたら「確変」(株価の大幅上昇)期待増ですが、笑
「クジラ」が出てくる前でも、「魚群」だけでも当たりますよ!爆
執筆:木村泰章
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