中国都市封鎖解除で買われるのはコレ
半導体関連銘柄。半導体関連指標のSOX指数は反発しており、同社株に追い風が吹きそうだ。4月に経産省が発表した鉱工業生産指数は中国の都市封鎖が大きく影響しマイナスとなったが、本日から実質解除の予定で、供給網の再開により半導体関連銘柄の好材料になりそうだ。
同社は様々なピッチに対応する半導体検査用ソケットやNANDフラッシュメモリ向けソケット等を手掛ける。特に超微細加工のQFP/SOP向けソケットは今後薄型が課題になるスマホ等、様々な用途で引き合いが強まってこよう。
5/13発表の決算では、各ソケットが伸びた。特にテスト用ソケットが伸長しており、スマホ、クルマ、PCサーバー等の需要がうかがえる。省エネ意識からか、フラッシュメモリ向けの販売は拡大したものの、DRAM向けは伸び悩んだ。長期保存に向かないDRAMの需要は今後も低迷する可能性が高いが、NAND向け新製品の拡販に勤しめば同セグメントの利益率は更に向上するだろう。参考:同セグメントの営業利益率 13%(2019年),20%(2020年),34%(2021年)
週足の株価は長らく低迷していた100週線~78週線のレンジを抜け52週線も抜けた。後は26週線だけ。週足のMACDは5/20週にゴールデンクロス達成後週足も好調に推移。日足では節目1900円や100日移動平均線に上値を抑えられており、ここを順調に突破するまでは様子見したい。
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