ANYCOLOR(5032)の次は…
映像コンテンツの作成などを行う。従来の劇場映画やテレビアニメだけでなく、動画配信事業者向けドラマも担当している。子会社組成のファンドはバーチャルYouTuber(Vチューバ―※)向け配信サービス大手『カバー社』に出資しており、直近IPO銘柄で盛り上がったANYCOLOR(5032)のようなVチューバ―関連としての側面も。東京ガールズコレクション(TGC)を仮想空間で演出するなどメタバース関連銘柄としても注目しておきたい。
※Vチューバ―…バーチャルYouTuberのことで、2Dや3Dで作製したキャラクターを用いて動画投稿や生放送を行う。声も変化させることで、異性のキャラクターを演じられることから若者に人気なようだ。
直近発表の決算は経常利益基準で会社計画値を上回って着地。子会社売却などで売上高は減収となったものの、全セグメントでのれん償却前営業利益が黒字となり、経常利益は39.3億円とアナリスト予想の32億円を22.9%超す結果となった。2019年に持分法適用関連会社化した、映像の字幕付記やディストリビューションサービスを展開する『Pixelogic社』の業績が好調で同社の収益を下支えしている。2020年に同社株式の追加取得を行っており、今後は『Pixelogic社』の収益を全て取り込むため買収する可能性も考えられ、今後の材料として意識しておくのも投資妙味に厚みが生まれそうだ。
株価は昨年11月の高値である881円を起点に今年1月末まで調整した後は週足52週線付近で反発。その後本格的なリバウンド基調となり、節目800円をうかがっている状況。4/22週以降、13週線と26週線の幅が乖離しつつあり、短期的なモメンタム(勢い)の強さが確認できる。テクニカルでは週足のMACD※がシグナルの上に位置しており、やはり短期上昇シグナルが点灯している状況とみられる。
※MACD…短期EMA(指数平滑移動平均線)-長期EMA。プラスの値においては短期トレンドが優勢であると(テクニカル分析上では)計測可能。EMAは単純移動平均線と異なり、計算式に平滑化定数を用いるため直近のデータに基づいたトレンドを測ることができる。
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