NY株安を嫌気して続落　27300－27500円のレンジを想定

【米国株】
　26日のNY株式市場は個人消費の減速懸念と企業業績への警戒感から下落。ウォルマートが通年の利益予想を下方修正し、景気動向への警戒感が台頭し売りが優勢となった。また、米7月消費者信頼感指数が95.7と市場予想平均の97.2を下回り嫌気された。国際通貨基金（IMF）が世界経済の成長率見通しを引き下げたことも相場の重石となり軟調に推移した。

【注目ＡＤＲ】
銘柄名　　　　国内引け　　　 ＡＤＲ　　　　 騰落率
キヤノン　　　　3,200　　　　3,144.8　　　　-1.72%


【★日経平均見通し★】
本日の日経平均株価は、ＮＹ株安を嫌気して続落の展開と見る。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万７４１５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万７６５５円と比べ２４０円安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価ＰＥＲ：12.92
　 　 ＰＢＲ：1.19
　　　　　　　配当利回り：2.38

●騰落レシオ（25日）143.82％　（過熱）
●空売り比率　43.2％
●日経平均ボラティリティー・インデックス　20.83まで上昇


－【前営業日（7/26）のおさらい】－
●日経平均株価　２万７６５５円２１銭（－４４円０４銭）
●ＴＯＰＩＸ　　１９４３.１７（－０.０４）
●マザーズ　　　　７０１.３９（＋２.４６）

東証プライム出来高 　　８億６９８９万株
東証プライム売買代金 　２兆１４６０億円
グロース売買代金　　　 　　１０６７億円
値上がり１０６４／値下がり６８２／変わらず９２

------------------------------
【今週のタイムテーブル】

27(水)
欧 6月 マネーサプライM3伸び率(前年比)
米 6月 耐久財受注
米 6月 耐久財受注輸送機器除く
米 6月 中古住宅販売仮契約指数(前月比)
米 7月27日 FF金利誘導目標
米 7月27日 連銀超過準備金利

28(木)
欧 7月 業況指数
欧 7月 景況感指数
欧 7月 製造業景況感指数
欧 7月 サービス部門景況感指数
欧 7月 消費者信頼感指数確定値
米 Q2 国内総生産(GDP)速報値
米 Q2 コア個人消費支出(PCE)価格速報値
米 7月18日週次 新規失業保険申請件数

29(金)
日 7月 東京都区部コア消費者物価指数(CPI)(前年比)
日 7月 東京都区部消費者物価指数(CPI)総合(前年比)
日 6月 有効求人倍率
日 6月 失業率
日 6月 鉱工業生産速報値(前月比)季調値
日 6月 小売業販売額(前年比)
日 6月 新設住宅着工戸数(前年比)
欧 7月 EU基準消費者物価指数(HICP)速報値(前年比)
欧 7月 EU基準消費者物価指数(HICP)(食品・エネルギー除)速報値(前年比)
欧 Q2 国内総生産(GDP)1次速報値(前年比)
欧 Q2 国内総生産(GDP)1次速報値(前期比)
米 6月 個人所得(前月比)
米 6月 実質消費支出(前月比)
米 6月 消費支出(前月比)季調値
米 6月 コア個人消費支出(PCE)価格指数(前月比)
米 Q2 雇用コスト指数
米 7月 シカゴ地区購買部協会景気指数
米 7月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値