ソニーの下落基調はいつ底打ちするのか?
がんばれ、ソニー(6758)!
思わずそう叫びたくなってしまうような日々が続いています。
8月31日から9月7日まで、6営業日連続安。
9月8日はさすがに反発したものの、本日の値動きは結局、ザラ場で一度も昨日の終値を上回れないまま大引けを迎えました。
7月と8月に12000円どころの上抜きに挑んだものの結局果たせず。
昨年来の安値は5月10日の10220円で、方向感としてはその安値の更新をも覚悟せねばならない状況のように思います。
一方で、ここまでソニーが売られる「個別要因」は乏しい印象です。
今期は減益計画とはいえ、「高水準」(会社四季報)。
確かに、急激な円安を嫌気している可能性はありましょうが、それでも「弱すぎる」としか思えません。
トヨタ(7203)も似たような値動きとなっています。
自動車部品や車載製品を扱う企業群の株価推移は、概ね切り返し局面にあるにもかかわらずです。
この、「日本を代表する」2銘柄の売りが止まらない状況は、ストレートに「日本売り」を連想せざるをえません。
では、いつになったら下げ止まり、いつになったら切り返し反転となるのか?
「全体フォロー」でもお伝えしましたとおり、「岸田首相のNYSE講演」がそのキッカケになろうと期待しています。
「日本を代表する」2銘柄だからこそ、日本株買いを推奨するであろう首相講演の好影響が、最もストレートに出るだろうと考えられるのが、ソニーとトヨタの2銘柄でしょう。
それまでの間は、株価指数よりも個別銘柄が、主力級大型株よりは中小型株が、「全面高」ではなく「散発的な上昇」が、「底上げ役」になってくれるものと考えます。
昨日の日経平均の600円超の上昇は、本日のSQに絡んだ、売り方の「踏み上げ」という部分が大きく、28000円どころの値固めが完了したとは未だ言い切れません。
一方で、9月SQの28253.40円(速報値)、8月SQの28525.62円を上回れば、方向感は29000円への回帰を狙う展開となりましょう。
ソニーとトヨタの切り返しが先か、日経平均が28000円台を上伸するのが先か?
今のところ個人的には、主力級大型株よりは中小型株の底上げが一番最初で、次いで日経平均が28000円台を上伸し、ソニーとトヨタの切り返しが追いつく形での、日経平均29000円が実現するものと予想します。
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個人的に気になっている銘柄
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◆常磐興産(9675)
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆リンクアンドモチベーション(2170)[経営コンサル]
上抜けてきました!
終値も遂に700円台!
窓埋めに挑む展開に期待。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪緊急即日公開銘柄2022[第13弾](****)≫
銘柄公開後の高値を更新!
年初来高値の更新も射程圏内という印象です。
ご期待ください!
◆≪【木村のゴールドメソッド特典銘柄】(****)≫
5%に近い切り返しとなりました。
できればもうちょっと引き付けたい感じですが、
概ね調整局面の底入れは確認できた印象です。
執筆:木村泰章
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