皆様、日々の株式投資へのお取り組み、ご苦労様です。

日経平均27000円どころは、奇しくもソニーの10000円、東京エレクトロンの40000円の攻防と同じタイミングとなりました。
踏ん張りどころです。

米国9月FOMCの結果は想定どおり、先行きの金利引き上げについても、ほぼ想定範囲内と見ます。
米国株はしばらくアタマが重い展開が続くかもしれませんが、金利政策の先行きがある程度明確になった点は、不確実性が後退したものと捉えられる可能性もありましょう。

会員様各位は今回のFOMCの結果をどのようにご覧になりましたでしょうか？
私、さらには、あすなろ投資顧問は、これで「日本株の優位性は更に高まった」と感じています。
「日本株」に限った話ではなく、不動産投資や事業投資も含めた、「日本買い」が加速するものと考えています。

金利が上がる事で金融商品からお金が逃げ出す可能性があるのは海外、一方で、円安状態が続く日本国内は、海外勢から見れば「バーゲンセール」状態が継続するのですから、
海外マネーが日本を目指して流入する可能性は、日々、刻一刻と高まっているものと申し上げて宜しいでしょう。
仮に若干円高方向に振れる局面があっても、大きな方向性に変化無しと見ます。

冒頭で申し上げましたとおり、日本の株式市場もちょうど、「心理的な節目」に差し掛かっています。
ここから切り返すと、今度は、これからは、「バーゲンセールを逃した(>_<)！」という「持たざるリスク」こそが意識され、「出遅れたくない」との思いから「買いが買いを呼ぶ」展開さえ想定されます。
やや乱暴な申し上げ方ですが、アノ銘柄の2000円も、その銘柄の3000円も、皆買い目線で狙われている可能性があるからこそ、全体相場的には「底堅い」印象すら感じられるわけです。

9月の12日に「あすなろ底入れ宣言！」を配信した際には、8月17日の高値から9月7日までの下げの半値戻しを達成していた事から、その後の追加的な下落を経て、カタチ的には「だまし」に引っ掛かったように見えるかもしれませんが、方向感的には「節目でコツンと来た」感じがアリアリで、むしろ、「良い押し目」になったと捉えています。

非常に大雑把な申し上げ方で恐縮ですが、概ね下記のようなスタンスがご参考となれば幸いです。
①個別銘柄のポジションは基本的に「ガチHOLD」。
②一方で、既に保有している個別銘柄を「買い増し」するタイミングにはやや早計。
③個別銘柄を、「損切り」する必要性・緊急性は基本的に無く、仮にポジションを縮小するなら「戻り待ち売り」を念頭に置く。
④ポジションを縮小せねばならないご事情がある場合は、日経平均が27500円と28000円に戻るタイミングを待ち、個別銘柄のポジションも若干縮小する。
⑤日経平均が28500円を目指すタイミングで、個別銘柄の買い増しや他銘柄の新規買いを検討する。

昨晩から一睡もせずに、マーケットをウォッチし続けている、という市場関係者のコメントも散見されますが、正直なところ、かなり的外れなように思います。
ただ「見てるだけ」では何ら相場観につながらないでしょうし、「見過ぎる」事で感覚が鈍ってしまう事さえあるように思います。
私、「敢えて」、一昨日と昨日は2日続けてお休みを頂戴し、全くマーケットを見ずに本日を迎えました。
だからこそ、「節目でコツンと来た」事を、その「音」を、感覚的に聞き取る事ができたように思っています。

投資対象に困った海外投資家勢による「日本買い」は、まだ本格化しているわけではありません。
「鼻の利く」投資家が、それよりも前に、下げマーケットの中で打診買いを入れ、いずれ来る大きな波を「待ちぶせ」しているからこそ、日本株には「底堅い」印象すら出始めているわけですね。


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　個人的に気になっている銘柄
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◆田中建設工業（1450）
気になっている理由については、
土曜日配信予定の当コラムをチェック！

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆三ッ星（5820）[キャブタイヤケーブル最大手]
再度上昇トレンドが形成されそうです。
全体相場は小幅安の中、8000円どころの値固めが進行中。
GoGo！

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　単発スポット銘柄の見解
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◆≪【アベノミクス五光銘柄】（****）≫
全体相場がコツンと来たなら、
岸田首相が故安倍氏に続いてNYSE講演で「日本買い」を呼び込むなら、
これぞタイミング的には最適かと思います。
絶賛募集中です！

◆≪【木村泰章のキャッシュキング銘柄】（****）≫
来週はいよいよ●●●●円台に期待！
チャート面でも切り返し基調が示唆されているように思います。
ガチHOLDで行きましょう。



執筆：木村泰章