米国金利低下を好感し反発 26300-26600円のレンジを想定

【米国株】
　28日のNY株式市場は金利低下を好感して買いが膨らみ大きく上昇。英国債の急落により金融市場が混乱の中、英中銀が「市場安定化のために英長期国債を無制限に買い入れる」と表明したことで、英国債の金利は急低下、他の欧州債も利回りが低下した。米長期金利も一時3.6％台まで低下し、金利低下から株式に対する割高感が後退し、幅広い銘柄が買われた。

【注目ADR】
銘柄名　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
エーザイ　　 6,784 9,039.2 +33.24%
＊アルツハイマー薬の良好な第3相試験結果を好感


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、米国金利低下を好感し反発と見る。CME日経平均先物の終値は2万6480円で28日の東京市場の日経平均終値2万6173円と比べ310円程安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：12.02
　　　　　　　PBR：1.09
　　　　　　　配当利回り：2.62

●騰落レシオ（25日）80.24％：80を割れてくると目先のボトム圏
●空売り比率　51.2％：50％を超えたのでボトム近し
●日経平均ボラティリティー・インデックス 27.28迄上昇：25を超えボトム近し


－【前営業日（9/28）のおさらい】－
日経平均 26,173.98（-397.89）：本日は26,500円前後の反発と見る
TOPIX 1,855.15 （-17.86）：トヨタの2,000円回復に注目
マザーズ 688.46 （-12.81）：昨日のIPO2銘柄の反発がポイント

東証プライム売買代金　3兆7248億円：SQを除く3.5兆円超は目先の底入れを示唆
値上がり760／値下がり1011／変わらず66
グロース売買代金　1357億円：昨日のIPO2銘柄ファインズ、グラッドキューブで膨らむ

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【今週の重要スケジュール】

29（木）
米 Q2 国内総生産（GDP）確報値 21：30（前期比年率-0.6％、マイナスが拡大すればネガティブ）

30（金）
米 8月個人消費支出（PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く） 21：30（前年同月比予想4.8％、上振れれば金利上昇）
米 9月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値 23：00（予想59.4、前回59.5）