突っ込み警戒感から反動高 26300-26600円のレンジを想定

【米国株】
　11日のNY株式市場は様子見ムードが強くダウは小反発、ナスダック指数は5日続落した。短期的リバウンド狙いの買いが先行しダウは一時400ドル超上昇した。ただ、米長期金利が一時4％台に上昇し、またイングランド銀行のベイリー総裁が「国債買い入れの緊急措置について10月14日期限で終了させる」と明言したため、英金融市場の不安定化が意識されリスクオフムードに。ダウは上げ幅を縮小して取引を終えた。

【注目ADR】
銘柄名　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
東　芝　　　 5,016　　　 5,072.4　　　　+1.13%
＊国内連合に優先交渉権の報道を好感か


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、突っ込み警戒感から反動高と見る。CME日経平均先物の終値は2万6350円で11日の東京市場の日経平均終値2万6401円と比べ50円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：12.29
　　　　　　　PBR：1.13
　　　　　　　配当利回り：2.37

●騰落レシオ（25日）88.38％：過熱感はなし
●空売り比率　47.7％：今週50％を超えるか注目
●日経平均ボラティリティー・インデックス　26.47迄上昇：10/3の27.66が目安


－【前営業日（10/11）のおさらい】－
日経平均　26,401.25（-714.86）：東エレクが72円押し下げる
TOPIX　　　1,871.24 （-35.56）：ソニーで2.2P押し下げる
マザーズ　　 716.87 （-8.36）：75日線の710Pはキープ

東証プライム売買代金　3兆1594億円：押し目買いが入り3兆円を超える
値上がり211／値下がり159／変わらず31
グロース売買代金 1253億円：プレイドで膨らむ

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【今週の重要スケジュール】

12日（水）
米 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨：27：00（利上げペースに詳細な言及があったか確認）

13日（木）
米 9月 消費者物価指数(CPI)(前年比)：21：30（予想6.5％、前回6.3％、予想を超えると金利上昇でネガティブ）

14日（金）
米 9月 小売売上高(前月比)：21：30（予想0.2％、前回0.3％、予想を下回ると景気減速懸念でネガティブ）
米 10月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値：23：00（予想583.8、前回58.6、予想下回ると金利低下でポジティブ））