米国SQを控えもみ合い 26900-27200円のレンジを想定

【米国株】
　20日のNY株式市場は金利上昇を嫌気して続落したが、好業績企業の上昇が相場を下支えた。ダウ構成銘柄のIBMやダウ・インクの7-9月期の決算を好感し買い先行で始まり、ダウの上げ幅は一時400ドル近く上昇。その後、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁が「11月に続き12月の利上げ幅も0.75％になる」との見方を示すと、米長期金利が4.2％を超えて上昇し失速した。ダウは日中の高値から500ドルほど下げて続落した。

【注目ADR】
銘柄名　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
東エレク　　　 36,700　　　36,992　　　　 +0.80%
＊米SOX高を好感か


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、米国SQを控えもみ合いと見る。CME日経平均先物の終値は2万7020円で20日の東京市場の日経平均終値2万7006円と比べ10円ほど高い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：12.50
　　　　　　　PBR：1.15
　　　　　　　配当利回り：2.34

●騰落レシオ（25日）85.43％：80％を割れると売られ過ぎ
●空売り比率　45.7％
●日経平均ボラティリティー・インデックス　24.41迄上昇


－【前営業日（10/20）のおさらい】－
日経平均　27,006.96（-250.42）：27000円割れで押し目買い入る
TOPIX　　　1,895.41　（-9.65）：HOYAが押し下げる
マザーズ　　 727.75　（-4.96）：5日移動平均線で止まる

東証プライム売買代金　2兆5453億円：盛り上がりに欠ける
値上がり497／値下がり1250／変わらず90
グロース売買代金　1121億円：プレイドで膨らむ

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【今週の重要スケジュール】

21日（金）
欧 10月 消費者信頼感指数速報値 23：00（予想-31.1、前回-28.8、マイナス幅拡大はネガティブ）