カラオケで聴かされるとうんざりだけど、投資スタンスにもつながる名言
この有名な歌、カラオケで歌われる事、未だに多いですよね。
でも、聴くとうんざり。
なぜって、最後の方は、このキメ文句が、延々とリフレインされ、長ったらしくて飽きてくるからです。
でもでも、これ、投資に置き換えると、スタンスとして「あるべき論」のど真ん中ストライクだと思います。
常々お伝えしておりますとおり、私は「ロスカット無用」論者です。
株式投資のうえで一番必要であるスタンスは「勝つ事よりも負けない事」。
評価損が発生していても、それを解消しない限りは「負けにはなりません」。
その状態がプラス改善になるまで持ち続ければ、『負けない事』に転じる可能性はありえましょう。
だからこそ『投げ出さない事』です。
「投げ売り」するだけでなく、お取り組みがキビシイ状況にあっても、「投げ出してしまう」という選択肢はありえないように思います。
となれば、もちろん、『逃げ出さない事』も必要となってきます。
評価損がなかなか改善しないと、やれ、「資金効率が悪い」だの、「踏ん切りが必要」だのという分析を行う助言者は少なくありませんが、私どもは、「辛抱する事」や「待ち」こそが投資行動の大部分を占めるとさえ考えており、辛抱せずに待てない事は、結局のところ「逃げ」に等しいように思う次第です。
何よりも、一番大事なのは、投資シナリオを『信じぬく事』でありましょう。
同時に、ご自身の「ご判断」こそを「信じぬく」事こそ、投資の根幹であるように思います。
執筆者:木村泰章
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