いい肉の日銘柄
食肉卸。農水省の『食料需給表』によると、豚肉の消費が目立つ。また本来は店頭で買い叩かれていた鶏ムネ肉の需要も徐々に高まっており、コロナ禍がもたらした健康嗜好により更に鶏肉の販売増が期待できそうだ。ただ健康ブームにより小売り価格が上昇しているムネ肉の代替先として同社主力の豚肉に今後引き合いが強まるものと予想。また外食に使われる牛肉は外出機運の感覚的な高まりと、インバウンド消費により、この先は外食における消費量が増えそうで、食肉卸大手の同社株にとっては商機となろう。
最新の中期経営計画によると、各事業の中で海外事業に多大な投資をする予定で、円安メリットを活かし、利益を伸ばす公算が大きい。なお11/10発表の中間決算は増収で着地。インバウンドのお陰もあり、国産食肉の需要がようやく回復してきたとのことなので、今後は回復からの飛躍が見込まれよう。なお円安状況においても輸入食肉は需給コントロールを意識した調達、販売価格への転嫁で前年同期と横ばいの利益水準を確保。今後は更に販売価格への転嫁による増収効果が期待できそうだ。
足元の株価はようやくもみ合っていた2000円~2100円レンジを抜けてきた。過去に出来高が急増した10/28や11/2の高値をクリアーしたことで、需給が改善してきているのだろう。ただMACDのヒストグラムは急ピッチで高水準になりつつあり、目先は高値一服となる可能性が高いだろう。調整後の2100円付近からのリバウンドを窺うスタンスがベターかと。
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