掉尾の一振が意識される3銘柄
次世代「第4世代AI」のソリューション研究開発に取り組む。
文部科学省は第3世代AIが本質的に解けない問題を解くAIについて提唱している。第4世代AIについては世界にトッププレイヤーがまだいない状況で、上場企業でもまだ少ない第4世代AI関連として注目度は高いと見る。10月のIPO後、11/18に高値を付けた後は下落続きであったが、本日前場はようやく切り返しの足。マザーズ指数のチャートも昨日の十字線から本日の陽線で相場転換した可能性があるため新興株は短期的なリバウンド期待で注目。
レナサイエンス(4889)
白血病治療薬などを開発する創薬ベンチャー。AI医療ソリューションも開発。
昨日はディスポーザブル極細内視鏡が厚生労働省から薬事承認されたことを発表。今期業績への寄与は軽微のようだが、既に販売経路も決定しており来期業績に期待がかかる。同社は創薬だけでなく医療AIにも注力しているため、多種多様な材料が出やすいと見る。前場はストップ高買い気配。年末にかけて手仕舞い売りなどで売られる場面では押し目を監視。
ペプチドリーム(4587)
特殊ペプチド治療薬を研究開発する創薬ベンチャー。
昨日は米イーライ・リリー社との間で、ペプチド薬物複合体(PDC)の創製・開発に関する新規共同研究契約を締結し、総額で最大12.35億ドル(約1630億円)を受け取る可能性があると発表。また、製品化された後の売上高に応じ、ロイヤルティーを受領する権利も有するとのこと。同社は先週も米メルクの子会社へのライセンス供与を発表済み。好材料多発により掉尾の一振となる可能性があり注目。
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