日経平均の牽引役は今度こそ機械セクターかも?
「業種別指数:機械」の構成銘柄143社のうち、本日の株価が先週末比でマイナスだったのは10社のみ。
その10社のうち6社は、「パチンコ・パチスロ関連」と目される銘柄群で、上昇基調が継続していた為に利食い売りの対象となった印象です。
「業種別指数:機械」は、年初の1月4日の安値1989.08から上昇が続き、本日は遂に200日移動平均線である2128.43を上回り、高値は2148.19、終値は2145.08と、窓を開ける形となっています。
そのチャート形状に似通っている個別銘柄のひとつが、THK(6481)。
工作機械向けの直動案内機器で世界シェア5割を誇ります。
そして、このTHKを大量保有している事を1月20日に届け出たのがフィデリティ投信。
大量保有報告上は「新規」で5%超を取得したように見えますが、実は同投信は以前から同社株を大量保有しており、一時その保有比率が4%程度まで低下していたものを、再度買い増して5%超になったものと見ます。
そのフィデリティ投信が、THKと共に同じ日に大量保有変更報告を行ったのが、三井ハイテック(6966)。
コチラも買い増しで、保有比率は7.13%から8.37%に引き上げられています。
業績は好調推移ながら株価は昨年の12月23日が年初来安値で5970円。
そこから切り返し始めた局面です。
この三井ハイテック、業種的には電気機器なのですが、電子部品の割合を増やす前は工作機械も手掛けており、やや「機械寄り」との印象の企業です。
工作機械ではツガミ(6101)やアマダ(6113)も年初から切り返し基調となっており、これらの銘柄群の決算発表が集中する1月末から2月半ばを前に、フィディリティ投信が上褐2銘柄の買い増しに動いた点は注目に値するように思う次第です。
日経平均の27000円、それ以上への上伸を主導するのは、長らく株価が停滞していた「機械」セクターかもしれません。
執筆:木村泰章
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個人的に注目している銘柄
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◆ジャノメ(6445)
◆前澤工業(6489)
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆FUJI(6134)
来るか?機械セクターの逆襲!
コチラも出直り基調です。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪ザ・大石会員銘柄(****)≫
下値の切り上がりっぷりだけでなく、
一気に●●日移動平均線を上抜いて来ました。
フォローメールをご確認ください!
◆≪木村ゴールド会員銘柄(****)≫
フォローメールで申し上げましたとおり、買い増しを狙ってまいりましょう。
ムリせず少量でOKです。
◆≪木村泰章のキャッシュキング銘柄(****)≫
こちらも来てます!
もう50円~80円ほど上昇したら買い増しゾーン突入と見ます。
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