後場の注目株 「出遅れ株の逆襲」
前場の取り組みお疲れ様でした。
日経平均株価は16,620円18銭(前日比-55円27銭)と反落。米国市場の堅調な推移を背景に買い優勢で取引開始となりましたが、16,700円台では売りに抑えれ伸び悩み。朝方発表された国内の1−3月期GDP改定値は速報値から上方修正となっており、一部の市場参加者は6月の追加緩和の可能性が後退した見たのではないでしょうか。超短期的には「アメリカの利上げ後退+日本追加緩和なし」という円高プレッシャーがかかりますが、今は織り込む=下落を待ちたい局面。イギリスのEU離脱問題は決め打ちで1ドル105円の防衛線が割れた際の対応策を携えながら、強気。
◆後場の注目株レポート
アドベンチャー(6030)
「オンライン旅行会社」として、主に国内航空券の販売を展開。AMBITIONとの提携を発表しており、アドベンチャーのサイトを通じて訪日外国人を通じて民泊物件の提供を行う。第三四半期決算では順調な業績推移が確認されているが、他の民泊関連と比較すると、株価は伸び悩んでいた印象も。ココに至るまで多くの参加者が失望売りを行っている可能性もあり、4月高値を抜けるようであれば、意外な軽さを見せる可能性も。
OSGコーポレーション(6757)
アルカリイオン整水器、浄水器、HOD(水宅配)事業、家庭用電気治療器等に代表される環境・健康関連機器の製造・販売を展開。昨日発表された第一四半期決算では、増収増益が確認されているが、なかでも前期比で売上営業利益率の改善や、中間決算への進捗率の改善が目を引く。本日はストップ高まで買われた後は売り物に押されているが、業績の変化率に加え猛暑が予想する声もあり、サマーストックの側面からも、本日だけで見切るのは早いかも。
大東紡績(3202)
繊維・アパレル事業や不動産事業、寝装品等の製造・販売を主たる業務とするヘルスケア事業を展開。創立120周年を記念して、カタログギフト贈呈の株主優待の実施を発表しており、本日急伸。そんな名門も時価総額基準に抵触し、東証2部への転落危機。今後のポイントとして「月刊平均時価総額」と「月末時価総額」の2点。上旬に株主優待を実施する当たり同社にとって6月は勝負の月と思われる。時価総額を20億円を割れる局面では要注目。
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