NY株安を嫌気して続落 27300-27600円レンジを想定

【米国株】
　8日のNY株式市場はFRB高官の発言を受けて金融政策に対する警戒感が強まり反落。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が「数年間は金利を景気抑制的な水準に維持する必要」との認識を示し、FRBのウォラー理事は「政策金利は市場で予想されるより高い水準で、より長期間維持される可能性がある」と述べ、米10年物国債の利回りが一時3.69％まで上昇。相対的な割高感が意識されハイテク株を中心に軟調な展開となった。

【注目ADR】
銘柄名　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
住友鉱　　　　 5,044　　　 5,192.9　　　　+2.95%
＊決算を好感か


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、NY株安を嫌気して続落の展開と見る。CME日経平均先物の終値は2万7395円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万7606円と比べ210円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：12.93
　　　　　　　PBR：1.17
　　　　　　　配当利回り：2.29

●騰落レシオ（25日）119.07％：120％超えで過熱
●空売り比率　44.5％
●日経平均ボラティリティー・インデックス　15.78迄低下：16を割れたので急落も警戒


－【前営業日（2/8）のおさらい】－
日経平均　27,606.46（-79.01）：ソフトバンクが悪役
TOPIX　　　1,983.97 （+0.57）：もみ合いが続く
マザーズ　　 792.66（+10.65）：直近高値を抜ける

東証プライム売買代金　2兆7877億円
値上がり993／値下がり744／変わらず99
グロース売買代金　1511億円：イーディーピー膨らむ

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【今週の重要スケジュール】

2/9(木)
米 22：30 新規失業保険申請件数

2/10(金)
米 24：00 2月ミシガン大学消費者態度指数 速報値（予想65.0、前回64.9）