動意に乏しくもみ合い 27400-27700円レンジを想定

【米国株】
　9日のNY株式市場は米金融政策への警戒感から売りが先行し続落。週間の新規失業保険申請件数は予想よりも増加し金利が低下、ダウの上げ幅は一時300ドルを超えた。しかしながら来週の米1月CPI（消費者物価指数）の発表を控え様子見となり、低下していた長期金利が上昇に転じると売りが広がり、指数は一転して下げ幅を拡大した。

【注目ADR】
銘柄名　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
東エレク　　　 46,260　　　48,350.9　　　 +4.52%
＊決算と分割を好感か


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、動意に乏しくもみ合いの展開と見る。CME日経平均先物の終値は2万7540円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万7584円と比べ40円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：12.97
　　　　　　　PBR：1.17
　　　　　　　配当利回り：2.29

●騰落レシオ（25日）128.14％：120％超えで過熱
●空売り比率　43.3％
●日経平均ボラティリティー・インデックス　15.90迄低下:16を割れたので急落も警戒


－【前営業日（2/9）のおさらい】－
日経平均　27,584.35（-22.11）：5日移動平均線を下回る
TOPIX　　　1,985.00 （+1.03）：2000Pが近くて遠い
マザーズ　　 794.36 （+1.70）：連日で直近高値を抜ける

東証プライム売買代金　2兆5791億円
値上がり980／値下がり761／変わらず95銘柄
グロース売買代金　1551億円

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【今週の重要スケジュール】

2/10(金)
米 24：00 2月ミシガン大学消費者態度指数 速報値（予想65.0、前回64.9）