円安を好感し続伸 27600-27900円レンジを想定

【米国株】
　14日のNY株式市場はCPIを受け政策金利の上振れが意識されダウは反落。1月の米消費者物価指数（CPI）は前年同月比6,4％上昇、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比5.6％上昇と、いずれも市場予想を上回る伸びとなり、ターミナルレート（政策金利の最終到達点）の上振れが意識されて売りが先行。ダウの下げ幅は一時400ドルを超えたが、売り一巡後は押し目を拾う動きが出て下げ幅を縮小した。

【注目ADR】
銘柄名　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
クボタ　　　　2,003.5　　　2,049.3　　　　+2.28%
＊決算を好感か


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、円安を好感し続伸の展開と見る。CME日経平均先物の終値は2万7745円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万7602円と比べ140円ほど高い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：13.10
　　　　　　　PBR：1.17
　　　　　　　配当利回り：2.29

●騰落レシオ（25日）130.15％：120％超えで過熱
●空売り比率　40.1％：今週40％を割れるか注目
●日経平均ボラティリティー・インデックス　15.76迄低下:リスク許容度が拡大


－【前営業日（2/14）のおさらい】－
日経平均　27,602.77（+175.45）：騰落レシオは130％超えで過熱
TOPIX　　　1,993.09 （+15.42）：5日移動平均から上放れ
マザーズ　　 772.46 （+8.14）：前日の高値は抜けなかった

東証プライム売買代金　2兆4261億円：CPIを控え低調
値上がり1458／値下がり330／変わらず48
グロース売買代金　1802億円：バンクオブイノベで膨らむ

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【今週の重要スケジュール】

2/15(水)
米 22：30 1月小売売上高(前月比)（予想1.8％、前回-1.1％、下振れでネガティブ）

2/16(木)
米 22：30 1月住宅着工件数(年率換算件数)（予想136万件、前回138.2万件）